ダウンジャケットのチャックが噛んでしまったときの対処法


 

ダウンジャケットのチャックが噛んでしまったときの対処法

「ダウンジャケットのチャックが噛んでしまった……」このような経験をしたことがある方は多いはず。生地が食い込んでチャックが噛んでしまうと、思うように動かすことができずにイライラしてしまいますよね。
しかし、力を入れて引っ張ってしまうと、チャックが壊れたり生地を傷めることもあるため注意が必要です。大切なダウンジャケットを丁寧に扱うためにも、正しいチャックの直し方を知っておきましょう。

噛んでしまったダウンジャケットのチャックを直すには?

ダウンジャケットのチャックが噛んでしまったときの対処法

ダウンジャケットの多くはチャックで開閉するという作りになっています。
しかし、生地に膨らみがあるダウンジャケットの場合、チャックが生地に引っかかって食い込んでしまうという面もあります。一度チャックが噛んでしまうと、開け閉めがうまくいかないため、ついイライラとしてギュッと引っ張ってしまうという方も少なくありません。
ダウンジャケットを長持ちさせるためにも、チャックが噛んでしまったときには、落ち着いて直すことが重要なポイントになります。
チャックが噛んでしまったときの対処法をご紹介いたします。

1.左右に軽く引っ張る
軽い食い込みの場合には、まず生地を縦方向ではなく横方向に軽く引っ張ってみましょう。
この状態で、チャックを食い込みの少ない方に向かってゆっくり動かしてみます。
このとき生地を強く引っ張ると破損のおそれがあるので、軽い力で試すことが大切です。

2.道具を使って直す
チャックがかなり深くまで噛んでしまっている場合には、マイナスドライバーを用意しましょう。チャックと生地の間にドライバーを差し込んで隙間を作り、あとはそっと生地を引っ張り出すようにすればOKです。
ドライバーが手元にない場合には、薄い定規や硬いカードなどを使うのもおすすめです。

3.油をたらして直す
チャックが噛んでしまう原因のひとつに、金具の劣化があります。
チャック自体が古く錆びていると、開閉時の滑りが悪くなって噛みやすい状態になってしまうのです。このような劣化したチャックには、ミシン油かサラダ油を2~3滴たらして滑らせてみましょう。このとき、油の成分が生地に付着しないよう注意しながら行ってください。

4.チャックを曲げる
どうしても直らない場合には、チャックの歯を一旦ラジオペンチで曲げるという方法もあります。うまく曲がれば、噛んでいる生地はすぐに取ることができますが、失敗するとチャックが壊れてしまうので要注意。曲げた歯をもとに直せる自信がない場合には、無理な修理をせず専門業者に相談するようにしましょう。

チャックが噛んでしまったときには、無理に引っ張って直そうとするのは避けたいもの。
落ち着いて無理な力を加えないようにしながら、上手に生地の食い込みを解消してくださいね。

詳しくはこちらから