買い替え前に要チェック! カーペットの正しい捨て方


 

買い替え前に要チェック! カーペットの正しい捨て方

床を汚れや傷から守り、部屋を明るく演出してくれるカーペット。
丁寧に掃除機をかけてお手入れをこまめに行っていても、使用期間が長くなるとともに少しずつ劣化していくため、いつかは買い替えが必要になります。
しかし、大きなカーペットになると、「どのような捨て方をすればいいのか分からない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、買い替え前に知っておきたいカーペットの捨て方についてご紹介いたします。

カーペットの正しい捨て方とは?

同じ布製品とはいえ洋服やタオルなどとは異なり、サイズが大きなカーペット。
部屋全体に敷くような大きいカーペットは、粗大ゴミとして処分しましょう。
自治体ごとに行っているゴミ回収の規定では、「大きさが30cm以上になるものは粗大ゴミ」と定められています。
ほとんどの場合、カーペットは畳んで丸めても30cmを超えてしまうため、粗大ゴミとして処分することになります。
粗大ゴミを出すときには、規定の料金を支払い、定められた日に回収場所に出しておけばOKです。しかし、自治体によっては捨て方の規定が異なることもあるため、不明点がある場合には担当者に電話で問い合わせたり、ホームページを確認するのがおすすめです。

一般ゴミとして処分できるケースも

部屋の一部に敷くような小さめのカーペットは、粗大ゴミではなく一般ゴミとして処分することができる場合もありますが、素材によっては不燃と可燃が異なります。処分の前にはカーペットの素材をよく確認することが大切です。
アクリルやポリエステル、ナイロンやレーヨン素材のカーペットは不燃ゴミで、綿や麻、ウール、い草などの天然素材で作られているカーペットは可燃ゴミとなります。
しかし、自治体によっては、不燃ゴミか可燃ゴミかという細かい線引きが異なるため、きちんと確認した上で処分するようにしてください。
また、30cmを超えるような大きいカーペットであっても、小さくカットすることができれば一般ゴミに出してもOKです。ハサミなどを使って、1つ1つが30cm程度になるように小さくカットして袋に入れて処分しましょう。

リサイクルという方法も!

買い替え前に要チェック! カーペットの正しい捨て方

カーペットが比較的キレイな状態なら、ネットオークションやリサイクルショップに出すという方法も。必要以上にゴミを出さず、リサイクルすれば環境にも優しくエコにつながります。一般的なカーペットでも、デザイン性があるものや、ホットカーペットなどには買い手がつくこともあるため、ぜひ一度検討してみましょう。
また、もう1つのリサイクル方法として、不用品回収業者に引き取ってもらうという捨て方もあります。ゴミとして捨てるのではなく、リサイクルをするという場合には、次の人が気持ちよく使えるようにするためにも、カーペットの汚れを落としたり洗濯をしたりして、できるだけキレイな状態にしておくことが大切です。

カーペットを交換すると部屋全体の印象がガラリと変わるため、気分転換にもつながります。新しいカーペットの購入を考えると楽しいものですが、まずは古いカーペットの処分方法や捨て方などをきちんと考えて、気持ちよく買い替えを行いましょう。

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