冬の大定番「ダッフルコート」を長持ちさせるブラッシングの方法


冬の大定番「ダッフルコート」を長持ちさせるブラッシングの方法

冬の定番アウターといえば「ダッフルコート」ですよね。
誰もが1着は持っているダッフルコート。お気に入りの品と長い年月を過ごすためには、こまめなお手入れが必要です。
今年はそろそろお別れですが、来年からも着続けられるように行いたい、ダッフルコートのお手入れの方法をご紹介します。

アウターの汚れは気が付きにくい?

下着やシャツなどのインナーと違い、コートは肌に直接触れる部分がかなり少なくなっています。
そのためニオイなどが分かりにくく、「汚れていない」と感じている方が多いのではないでしょうか。
しかし、冬は空気が乾燥して静電気が発生しやすい季節です。静電気が空気中の「ちり」や「ほこり」をコートに吸い寄せてしまうため、気付かないうちに汚れが蓄積されているのです。

汚れが蓄積すると……

年齢や性別、生活環境によって進行具合は変わってきますが、お手入れをしない限り着実に汚れは溜まっていきます。
汚れが溜まると通気性や保温性が悪くなるだけではなく、虫食いやカビまでも引き起こしてしまいます。
また、傷みや型崩れの原因にもなるため、衣服の寿命を短くしてしまうことも。
大切なコートと長く付き合っていくためには、日々のお手入れは欠かせません。

1日の汚れはブラッシングで落とす

冬の大定番「ダッフルコート」を長持ちさせるブラッシングの方法

お手入れの方法はいたって簡単。
家に帰ってコートを脱いだら「ブラッシング」をすることです。
ハンガーにかけたコートにブラシを垂直に当て、まっすぐ下に向かって下します。
たったこれだけで、大切なコートがうんと長持ちするようになります。
ブラッシングの際のポイントは以下の3つです。

■ブラシの向きは必ず固定する
毛の流れを整えるように、上から下へ一方通行でブラッシングしてあげてください。
繊維の流れに逆らってブラシをかけて、繊維を痛めてしまうことがないようにしましょう。

■力を入れすぎない
強くこするようにブラッシングすると繊維を痛めてしまいます。ホコリを軽く払い落とすくらいの気持ちで優しくブラッシングしてください。

■満遍なく全体をブラッシングする
脇の下や袖など、やりにくい部分もしっかりとブラッシングするようにしてください。
特に擦れやすい脇の下などは、毛足を整えることで毛玉の発生を抑えることが出来ますよ。

どういったブラシを使ったら良いか分からないという方には、静電気の起こりにくい天然獣毛のブラシがオススメです。「カシミヤ用」のブラシならどんな洋服にも使えるため、1本持っておくと重宝しますよ。

いかがでしたか?
毎回ブラッシングするのは面倒……という方でも、せめて3回に1回はブラッシングしてあげることをオススメします。
クローゼットにしまう際は、ポケットの中身を取り出して幅広のハンガーにかけ、型崩れを防いであげるようにしてくださいね。

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