絨毯の毛玉を解消するためには?絨毯掃除のコツ3つ


絨毯の毛玉を解消するためには?絨毯掃除のコツ3つ

ふと気が付くとできてしまっている絨毯の毛玉。
一生懸命掃除をしているのに、なぜ繰り返し毛玉ができてしまうのでしょうか?
その原因と対処法についてお話します。
また、シミ取りやニオイ取りなど、覚えておくと日々のお手入れが楽になる「絨毯掃除のコツ」もご紹介します。

なぜ毛玉ができてしまうのか?

ウールなどの天然繊維でつくられた絨毯は、使っているうちにたくさんの毛玉が出てきます。
これは「遊び毛」と呼ばれる毛で、踏んだり擦れたりすることによって短い毛の繊維が表面に出てきてしまったものです。また、毛足をカットする際に残った余分な繊維なども遊び毛として出てきます。
使用開始から3ヶ月~半年の期間は特にこの遊び毛が目立つため、はじめて天然繊維でつくられた絨毯を使う際は驚いてしまうかもしれません。
使用しているうちに徐々に安定してくるので安心してください。

毛玉ができてしまったら

絨毯の毛玉が気になるときは、毛玉を吸い込むようにして掃除機をかけてあげてください。
絨毯の毛を起こすようにしながらタテ・ヨコ方向に十字にかけることで、遊び毛と一緒に絨毯の中のホコリまで吸い込むことができますよ。
また、コロコロなどのテープタイプのホコリ取りは、絨毯そのものを傷めてしまう可能性があるため、あまり多用しないようにしましょう。

絨毯掃除のコツ3つ

絨毯の毛玉を解消するためには?絨毯掃除のコツ3つ

続いて、絨毯を使っていて困りがちな3つの悩みを解消する掃除のコツをご紹介します。

■シミをつけてしまったら……
絨毯に醤油やジュースなどをこぼしてしまうと、シミになってしまいます。丸洗いするのがなかなか難しい絨毯にシミが残ってしまうと困りますよね。
シミはつけてしまったらすぐに取り除くことが重要です。まずはシミの部分に水を含ませ、汚れを薄めてあげましょう。水の量が多過ぎたり、こすって拭いてしまったりすると取れにくくなってしまうので注意しましょう。
水を含ませた上からいらない布をかぶせ、掃除機を押し当てて汚れを布に吸い込ませます。
最後に乾いたタオルで水気を吸い取ってあげるのを忘れないようにしてくださいね。

■絨毯に染みついたニオイを取るには
絨毯に染みついた皮脂や食べ物のイヤなニオイには、重曹を使った掃除が有効です。
まず、重曹15gを200mlの水に溶かし、カーペット全体にスプレーします。
少し時間を置いてから、固く絞った雑巾で水拭きをして終了です。

重曹の持つ消臭効果でイヤなニオイを取るのと同時に、べたつきなども解消できるためオススメです。

■絨毯にくぼみができてしまったら
テーブルなどの家具を置いていると、その部分がくぼんでしまったり毛の向きがバラバラになってしまったりしますよね。
くぼんでしまった場所には、スチームアイロンの蒸気をかけたり、熱いお湯で絞ったタオルをのせてあげたりすると元通りにすることができます。
蒸気で絨毯の毛が起き上がるためです。起こした後は、軽くブラッシングをして毛並みを揃えてあげてください。

毎日使用する絨毯は、シミやホコリのないキレイな状態にしておきたいものです。
絨毯がキレイだと部屋全体の印象も清潔になり、気持ちよく過ごせるようになりますよね。
今回紹介した方法でこまめに絨毯を掃除し、キレイな状態で保ってあげてください。

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