頑固な汚れでも大丈夫! 「エプロン」のシミ抜き方法


 

頑固な汚れでも大丈夫! 「エプロン」のシミ抜き方法

毎日の家事で服が汚れないために、エプロンを着用する方も多いと思います。ただ、そのエプロンの汚れがひどく残って、シミになっていたりするとがっかりしますよね。
エプロンにシミが残るのは、ほとんどの場合料理に関する油性汚れが原因です。
今回は、エプロンにつきやすい、油性汚れのシミ抜き方法をご案内します。

エプロンにつく汚れとは

エプロンにシミになって残る汚れは料理中につくものが多いです。
汚れには水溶性と油性の二種類があり、野菜や果物の汁、アルコールや醤油などは水溶性の汚れで、水洗いで簡単に落とすことができます。
一方で、魚や動物の脂、食用油や料理のソースの飛び跳ねなどの油性汚れは水洗いでは落とせません。水と油は弾き合うためです。
油性汚れをそのまま落とさずにいてしまうと、油が酸化してどんどん落ちにくくなり、その上にホコリが付着することで黒ジミになってしまうことがあります。
油性汚れは放置せず、汚れたらなるべくすぐに落としてしまうのが正解です。

エプロンのシミ抜き方法
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軽い油汚れは洗濯機で洗う前の下処理で対応

カレールーやマヨネーズ、ソースなどの比較的軽い油汚れは、洗濯機で洗う前に下処理することで落ちやすくなります。
汚れた部分を水で湿らせ、台所用洗剤を少し垂らして、歯ブラシなどの小さなブラシで汚れをこすり落とすのが効果的です。
洗剤の界面活性作用がエプロンの繊維から油汚れを剥がしてくれます。

頑固な食用油の汚れにはお湯で洗濯

食用油の汚れは中性洗剤では落としきれないことが多いので、40℃以上のお湯で30分つけ置きしてからお湯で洗濯するのが有効です。
ただし、お湯で洗ってもエプロンが傷まないか、洗濯表示で確認してから行う必要があります。
お湯で洗濯すると、エプロンの繊維にしわが残りやすくなりますので、脱水時間を短めに設定するといいでしょう。

重曹と酸素系漂白剤での漬け置き洗いも有効

油汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤を使って中和するのも効果的です。
弱アルカリ性の酸素系漂白剤と同じくアルカリ性の重曹を3:1の割合で水に溶かし、シミがついたエプロンをつけ置きします。
つけ置きしたエプロンをしっかりとすすいでから洗濯機で洗えば頑固な油汚れもしっかり落ちるのです。
つけ置き後のすすぎが甘いとアルカリ水のせいでエプロンが色あせてしまうことがありますので、念入りにすすぐようにしましょう。
アルカリ性の固形石けんを油汚れにこすり付けてから洗濯機で洗うのも効果的です。

エプロンのシミ抜きがうまくいったら、アイロンのりでアイロンをかけておきましょう。汚れをつきにくくすることができます。
水溶性の汚れが付くのをおさえるために、はっ水スプレーをかけるのもおすすめです。
エプロンがきれいになると、毎日の家事に対して前向きな気持ちが生まれてくるかもしれません。
エプロンにシミがついたときはぜひ試してみてください。

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