赤ちゃんのことを考えるとどんなカーペットを敷いたらいいのか、カーペット選びにも気を使いますよね。
赤ちゃんはカーペットを汚してしまうことも多いですし、床と近い場所で生活しているためアレルギーなども気になります。
そこで今回は、赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使えるカーペット選びのポイントをご紹介します。
赤ちゃんのいるご家庭では、カーペットを選ぶ際に以下のようなことに気をつけると良いでしょう。
自宅で丸洗いできる
赤ちゃんは食べ物をこぼしたり、口に入れたものを戻してしまったりと、どうしてもカーペットを汚してしまうことが多いです。
そのため、自宅で丸洗いできるなどお手入れのしやすいものを選ぶと良いでしょう。お手入れのストレスが減りますし、カーペットを清潔に保つことができます。
クッション性がある
つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんはよく転びます。そのときに、適度な厚みとクッション性があるカーペットを敷いておくと衝撃を吸収してくれるため安心です。
また、赤ちゃんが歩いたり転んだりしたときの騒音対策にもなります。
滑り止めがついている
フローリングの上に直接カーペットを敷くとずれやすいため、赤ちゃんの転倒など思わぬケガにつながることがあります。
カーペットを選ぶ際は、裏面に滑り止めのついたものを選ぶと安心です。滑り止めがついていない場合は、フローリングとカーペットの間に滑り止めシートを敷きましょう。
はっ水加工がされている
赤ちゃんがいると何かをうっかりこぼしてしまうなど、カーペットを汚すことが多いかと思います。カーペットは一度汚れが染み込んでしまうと、洗ってもなかなか落ちません。
はっ水加工がされているとすぐには染み込まないので、汚れが定着する前にサッと拭き取ることができます。
遊び毛が少ない
遊び毛が多いとその分ホコリが増えることになります。ホコリはアレルギーの原因になることもあるので、遊び毛の少ないものを選ぶと良いでしょう。
毛足の短いものやキルティング加工されたものがおすすめです。
アレルギーを発症しにくい素材
シックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド」。日本では法令が整備されているので、基本的には心配はいりませんが「低ホルムアルデヒド」や「ノンホルムアルデヒド」のものを選ぶとより安心です。
また、動物性の繊維アレルギーや他にもアレルギーの心配がある場合には、アレルギー抑制効果のある「アレルブロック加工」されたものもあるので、こちらを選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんとの暮らしを快適にするためのカーペット選びのポイントをご紹介してきましたが、お住まいが一戸建てなのか、マンションやアパートなのかによっても選ぶポイントは変わってきます。
お住まいが一戸建ての場合にはそこまで気にする必要はありませんが、マンションやアパートである場合には、いろいろと気をつけたいポイントがあります。
例えば、丸洗いできるものを買ったものの「干す場所がない」ということもありますよね。また、階下への騒音対策も必須です。
そうなると、乾きやすい薄手のものを選ぶのが良いのか、騒音対策のため厚手のものを選ぶが良いのか悩んでしまいますよね。
そこでおすすめのが「重ねる」という方法です。薄手のカーペットにラグ専用の下敷きを敷いたり、コルクマットを敷いたりすれば問題は解決します。クッション性や防音効果が高まりますし、滑り止めにもなりますよ。
デリケートな赤ちゃんのことを考えるとカーペット選びも真剣になりますよね。
カーペットを選ぶ際には赤ちゃんのことを第一に考え、またお手入れをする私たちにとってもストレスにならないものを選ぶと良いでしょう。