汚れがつきやすいキャンバススニーカーのお手入れ頻度やポイント、注意点とは


 

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キャンバススニーカーはナチュラルな風合いで普段着のオシャレにもよく合いますが、汚れが付きやすいという特徴があります。キャンバススニーカーの清潔を保つには、どのような頻度でお手入れをすればよいのでしょうか?
ここではキャンバススニーカーのお手入れの頻度やポイント、注意点などについて解説します。

キャンバススニーカーのお手入れ頻度は?

キャンバススニーカーは、綿や亜麻などの糸を平織りにして作る「キャンバス地」でできたスニーカーです。
素朴な表情が魅力的ですが、レザーや合皮などのツルツルした素材に比べると凹凸が多く、汚れが付着しやすい特徴を持っています。さらに、泥やジュースなどの液体汚れが染み込みやすい性質もあります。
そのため、お手入れの目安は「3ヵ月に1回」が基本です。

ただし、何もお手入れをしないままだとどんどん汚れが蓄積されて、落としにくくなってしまいます。美しい状態をキープするには、帰宅時にブラシがけやソールの汚れを消しゴムで落とすなどのお手入れをするといいでしょう。

キャンバススニーカーをお手入れするときのポイント

皆さんはキャンバススニーカーの正しいお手入れ方法をご存知でしょうか?
さっそく手順をチェックしていきましょう。

◆用意するもの

・歯ブラシや柔らかめのブラシ
・消しゴム(orメラミンスポンジ)
・靴用ブラシ
・スニーカー用クリーナー
・タオルや雑巾

1.靴ひもとインソールは外しておく

靴ひもやインソールはあらかじめ外しておき、おしゃれ着用の洗濯用洗剤や靴用洗剤などで洗います。
柔らかめのブラシや歯ブラシなどでこすりましょう。

2.ソールの汚れは消しゴムやメラミンスポンジで落とす

ソールやトゥの色が薄いと、汚れも目立ちやすくなります。汚れが付いていたら、消しゴムやメラミンスポンジなどで軽くこすると、汚れがみるみる落ちていきます。

3.乾いた靴用ブラシでブラッシング

スニーカーを靴用ブラシでブラッシングし、ホコリを落とします。
こうすることでクリーナーを使ったときの洗浄力がアップするのです。

4.スニーカー用クリーナーで汚れを落とし、すすぐ

靴用ブラシを水で濡らしたら、スニーカー用クリーナーを適量つけます。汚れが気になる部分をこすり洗いしていきましょう。
仕上げにぬるま湯でクリーナーを流し、乾いたタオルなどで水気を吸い取ります。

5.日陰で干し、乾燥させる

キャンバススニーカーを洗い終わったら、色あせないように日陰干しします。
カビやニオイをふせぐためにも、しっかりと乾燥させましょう。
完全に乾いたあと、防水スプレーをかけておけば汚れがつきにくくなりますよ。
ビが生えやすくなってしまいます。そのため、長期の保管には適していません。

キャンバススニーカーのお手入れの注意点

キャンバススニーカーのお手入れでついやりがちなのが「水で丸洗いする」「洗濯機で洗う」「乾燥機で乾かす」などの行為です。これらはスニーカーが傷んだり、生地の縮み・変色・ソールの割れなどを引き起こしたりする原因になりかねません。
また、脂っこい食べ物などの油性の汚れの場合、水洗いをすることでシミが広がったり濃くなったりしてしまうこともありますので注意しましょう。

キャンバススニーカーのお手入れは定期的に!
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キャンバススニーカーの汚れを放置してしまうと、生地に残って落としにくくなってしまいます。3ヵ月に1度のお手入れで、定期的に汚れをリセットするようにしましょう。
もし汚れが手ごわそうだなと思ったら、プロによる「スニーカークリーニング」を考えてみてもいいでしょう。専用の機械で洗浄していくのでスニーカーの傷みを防ぎながら、キレイな状態になります。
おしゃれは足元からなんて言葉もある通り、スニーカーも常にキレイな状態にしておきたいものです。ぜひプロのスニーカークリーニングを体感してみてください。

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