カーペットを洗濯したい! 乾燥にかかる時間とポイントは?


 

カーペットを洗濯したい! 乾燥にかかる時間とポイントは?

汚れが付着した状態でカーペットを使用し続けていると、カビやダニの温床にもなりやすいので、できるだけ洗濯をしてキレイな状態を保ちたいものです。しかし、カーペットを水洗いしたときに、どれぐらいの時間乾かせばよいのか、あまり知られていないようです。
そこで、カーペットを洗濯した際の乾燥にかかる時間や干し方のポイント、注意点を紹介いたします。

 

カーペットの乾燥にかかる時間
カーペットは、生乾きの状態で使うのは厳禁です。湿ったまま床に敷いていると、せっかく洗ってもカビやダニが発生してしまったり、床材が傷む原因となってしまうためです。
完全に乾燥するまでの時間は、絨毯の厚みや密度、素材によって異なりますが、天気の良い湿度の低い日でも、両面あわせて3時間は必要といえるでしょう。
思うように乾かないときのために、2~3日の間は晴れの日が続くタイミングで洗濯をすることをおすすめします。
カーペットを自宅で干す際のポイント
カーペットは、まずは表側から風通しのいい場所で陰干しします。四角いカーペットの場合は、対角線に「斜め干し」で干すことで、角から水滴が落ちやすく乾きが早くなります。
物干し竿が2本ある場合は、カーペットが折り重ならないよう、2本の上を股がらせて干すとよいでしょう。また、表が乾いたら裏面に返します。
手早く乾燥させるには?
カーペットは、天日で干すと時間をかかりますが、乾燥機を使用することで時間の短縮が可能です。また、乾燥機によって毛の奥までしっかりと乾燥させることができ、カビやダニ対策にも繋がります。
特に、小さな子どもやアレルギーをもつ家族がいる場合、カーペットの毛足が長い場合などは、乾燥機の使用をおすすめします。
大きなカーペットの場合は、コインランドリーが便利です。乾燥機へは屏風たたみの状態で入れると、効率的に乾燥させることができます。
カーペットに乾燥機を使う際の注意点とは?
乾燥機にかける前に、必ずカーペットの品質表示を確認し、乾燥機をかけて良い素材かどうかをチェックしましょう。カーペットの地と裏地とが糊付けされているもの、カーペットの裏面に滑り止め加工が施されているものは、乾燥機をかけることができません。
また、乾燥機を長時間かけすぎてしまうと生地が傷んでしまうことがあるので、まずは重量にあわせて標準時間で使用し、乾き具合によって時間を少しずつ追加して乾燥させましょう。

2-2

カーペットのように厚手で大きさのあるものを家庭でお洗濯するには、時間や体力も必要になります。
お気に入りのカーペットの風合いを長く保ちたい場合は、クリーニング店のサービスを利用するのもおすすめです。プロならではの特別なクリーニングで清潔と品質がキープできますよ。

詳しくはこちらから