カーペットにも寿命がある!? 買い替えのサインとは


 

カーペットにも寿命がある!? 買い替えのサインとは

床の大部分を占めるカーペットは、その部屋の印象を大きく左右します。
毛玉ができていたり汚れがついたカーペットをそのまま使用していると、部屋全体の印象ダウンにもつながりかねません。ケアをしても毛玉が多く、シミ抜きをしても落ちない汚れがついているカーペットは寿命を迎えたといえるでしょう。
もちろん、これ以外にもカーペットの寿命を見定めるポイントはいくつかあります。
カーペットの買い替えのサインをチェックして、キレイな部屋を作りましょう。

 

 

自身で寿命を見極める! カーペットの買い替えサイン

自身で寿命を見極める! カーペットの買い替えサイン

ひと口にカーペットといっても、そのデザインや素材はさまざまです。また、使用頻度や使用場所、お手入れ頻度によっても劣化の速度が変わります。
そのため一概にカーペットの寿命を設けることはできません。買い替えのサインはカーペットの状態を見て自身できちんと判断することが大切です。さっそく、カーペットの買い替えサインについてチェックしていきましょう。

・弾力がなくなってきた
カーペットの買い替えのサインとして、まず1つ目に挙がるのが弾力の低下です。
新品のカーペットは毛足がふんわりと立ち上がり、足で踏むとしっかりとした弾力があります。しかし、長らく愛用してカーペット全体に圧が加わったり、汗などの水分を吸収すると徐々に弾力が低下してふんわり感がなくなってしまうのです。
自宅での洗濯やクリーニング、掃除機のかけ方次第では、ある程度のふんわり感を戻すことができますが、すぐにペタンとしてしまう場合はすでに寿命を迎えており、買い替えのサインであるといえるでしょう。

・日差しによって色あせしている
外からの日差しがよく差し込んでいる部屋の床にカーペットを敷いていると、人間が日焼けを起こすようにカーペットも日焼けをします。カーペットが日焼けすると色あせしてしまうので、日が当たる場所と当たらない場所で色ムラができてしまうこともあります。
使用感への影響は少ないですが、色の境目がハッキリと出てしまうと見栄えに大きく関わるため、カーペットの退色も1つの買い替えサインといえるでしょう。

・摩擦などで色落ちしている
カーペットの上で子どもがレールつきのおもちゃを転がしていたり、大きな家具を引きずるように移動したりを繰り返していると、カーペットに摩擦が加わって色落ちが起こりやすくなります。
また、カーペットへの摩擦は生地の傷みの原因にもなるため、ふんわりとした弾力を潰すことにもつながります。一部分の色落ちだけならまだしも、摩擦による生地の傷みがあると使用感にも影響が出やすくなるため注意が必要です。

・落ちない汚れがついている
食べ物のシミや油性ペンの汚れなど、すでに生地に定着してしまった汚れがついていることも買い替えのサインといえるでしょう。
いくら掃除や洗濯をこまめに行っていても、繊維の奥まで入り込んでしまった汚れやゴミなどはキレイに取ることができません。目で見て汚れていることがわかるような場合は、カーペットの寿命だと考えて、買い替えを検討することをおすすめします。

カーペットの寿命はアイテムによっても変わりますが、日頃のお手入れや使い方によっても異なることがわかります。こまめな掃除や洗濯をすることで、ある程度のふんわり感をキープし汚れも防ぐことができますが、干すときは注意が必要です。
大きなカーペットは乾きにくいため、つい天気のいい日に天日干しをしがち。しかし、直射日光を浴びさせてしまうと変色する可能性があります。
汚れと色あせの両方を防ぐためには、自宅での洗濯以外にもクリーニング店に依頼するという方法もあります。丁寧な仕事を行ってくれるクリーニング店でカーペットを清潔にして、お気に入りのカーペットを長持ちさせましょう。

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