意外と見逃しがち? スラックスのお手入れ方法


 

意外と見逃しがち? スラックスのお手入れ方法

働く男性の戦闘服ともいえるスーツですが、きっちりとした着こなしをするためには、定期的なクリーニングに加え、日頃のお手入れが重要になります。
しかし、ジャケットはお手入れをしていても、スラックスのほうは手抜きしているという方も多いでしょう。
たしかにスーツ姿ではジャケットのほうに意識が向くものですが、スーツ姿というのはスラックスとジャケットを合わせてこそでき上がるもの。いくらジャケットがキレイに整えられていても、スラックスにシワや汚れがついていれば全体の印象に関わります。
日々のスーツメンテナンスとして、スラックスもきちんとお手入れをしましょう。

 

 

スーツ姿をさらによく見せる! スラックスのお手入れ方法

スーツ姿をさらによく見せる! スラックスのお手入れ方法

スーツをきちんと着こなすためには、自宅で汚れやシワなどのケアをすることが大切です。
とくにスラックスは土や泥などがはねた汚れがつきやすく、膝の裏やお尻部分にシワがよりやすいという特徴があります。意外と目立つ部分なので、丁寧にケアをしましょう。

・帰宅後はすぐにハンガーにかける
帰宅後にスーツとスラックスを脱いだものの、ハンガーにかけるのが面倒でソファや床に置いたまま……このような経験を持つ方も多いでしょう。
しかし、くしゃっとした状態で長く放置すると、型崩れやシワの原因になります。疲れて帰ってきた日はハンガーにかけることすら面倒になることもありますが、脱いだスーツとスラックスはきちんとハンガーにかけることを習慣にしましょう。
ハンガーにかけたあとはすぐにクローゼットに収納するのではなく、通気性のいいところに吊るしておくこともポイントです。

・スラックス用のハンガーを使う
スラックスを保管するときの方法は人それぞれ異なると思いますが、最も理想的なのはスラックス用のハンガーを使用すること。
スラックスを伸ばした状態で、裾を挟むタイプのハンガーを使用するのがおすすめです。裾を上にしてウエスト部分が下になった状態で吊るすことで、下に重みが加わるためシワが伸びやすくなります。
センタープレスのスラックスの場合は織り目に沿って畳み、それ以外のスラックスの場合はウエストの横のラインにあわせて畳んでハンガーに吊るしましょう。

・天然素材のブラシでブラッシングする
スラックス用のハンガーに吊るしたあとは、天然素材のブラシでブラッシングを行います。ブラッシングをすることで生地の表面についた汚れを取り、さらに繊維の毛並みを揃えることができます。
まずは裾からウエストに向かってサッサッとブラッシングをしていきましょう。力を入れる必要はなく、軽い力でブラシを滑らせるように動かすのがポイントです。
ウエストまでブラッシングができたら、次は裾に向かって毛並みを揃えるようにブラッシングをします。とくに裾は泥はねなどの汚れがつきやすい部分なので、丁寧にブラッシングをしましょう。

・シワ取り用スプレーを吹きかけておく
できることならシワを取るためにアイロンをかけておきたいところですが、仕事のあとに毎日アイロンがけをするとなると面倒ですよね。
そこでおすすめなのが、シワ取り用スプレーの活用です。膝の裏やお尻部分など、シワがついているところを目がけて1~2回ほどスプレーを吹きつけましょう。
スプレーをしたあとは通気性のいいところに吊るしておき、乾かします。1日着用したスラックスは2日ほど休ませておくと長持ちさせることができますよ。

慣れるまでは面倒に感じるお手入れも、習慣づけてしまえばササッと手際よく行えるようになるものです。
スラックスもきちんとお手入れをすることで、きちんと印象を与えることができる上に、生地の寿命をのばして長く愛用することができます。スラックスを長持ちさせるためにも、ぜひ日々のお手入れをきちんと行ってくださいね。

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