汚れが目立ちやすい「キャンバストートバッグ」のシミ抜きテクニック


 

汚れが目立ちやすい「キャンバストートバッグ」のシミ抜きテクニック

コンパクトで軽いのに、丈夫で長く愛用できるのが嬉しいキャンバストートバッグ。使い勝手がいいことからも、老若男女問わず愛用されているアイテムです。
しかし、生地の特徴的に汚れがつきやすい上に、目立ちやすくもあります。バッグの汚れは目につきやすことからも、こまめに洗って清潔を保つことが大切です。
そこで今回は、キャンバストートバッグの洗い方やシミ抜きテクニックなどをご紹介いたします。

 

 

まずはキャンバストートバッグの汚れやすい箇所をチェック!

キャンバストートバッグを洗うときには、汚れている部分だけを先に予洗いしておくことが重要になります。とくに汚れがつきやすいのが、持ち手部分や底の部分です。
持ち手の部分には手の汚れや皮脂が付着しやすく、黒ずみや黄ばみなどのシミがつきます。
底の部分は床に置いたときのホコリや汚れがつきやすく、うっすらと黒いシミがつくのが特徴です。
キャンバストートバッグの生地の特性上、皮脂やホコリなどの汚れは繊維の奥に入り込んでしまうため、軽く手洗いをしたり洗濯機で洗ったりするだけでは落としきれません。
予洗いのポイントを抑えて、きちんと落としてあげることが大切です。次に、キャンバストートバッグについた皮脂汚れやシミを落とすための予洗い&シミ抜き方法をご紹介します。

手持ちや底部分の汚れを落とす予洗い&シミ抜き方法

手持ちや底部分の汚れを落とす予洗い&シミ抜き方法

キャンバストートバッグの予洗いやシミ抜きには、洗濯用の固形石鹸と洗濯ブラシを使用します。洗濯用の固形石鹸はキャンバストートバッグにつきやすい皮脂を落としやすい性質があり、洗濯ブラシを使用することで繊維の奥に入った汚れを掻きだすことができます。
まずは汚れが気になる箇所を水で濡らし、洗濯用の固形石鹸を汚れ部分に直接こすりつけます。そして洗濯ブラシで軽く擦っていきましょう。この際、力を入れたり擦りすぎてしまうと生地が傷むことがあります。なるべく軽い力でササッと擦ることを心がけてください。
しばらく洗濯ブラシで擦り洗いをし、汚れが浮いてきたら水で洗い流します。
まだシミや汚れが落ちていない場合は、再度洗濯用の固形石鹸をつけて洗濯ブラシでの予洗いを続けます。予洗い&シミ抜きが終わったあとは、キャンバストートバッグ全体の洗濯へとうつりましょう。

キャンバストートバッグの洗い方

キャンバストートバッグの洗い方

家庭での洗濯といえば洗濯機を使用するのが一般的ですが、キャンバストートバッグを洗濯機で回してしまうと生地の傷みや型崩れを招く恐れがあります。
使い込んだ風合いがお好きな場合は洗濯機で回してもOKですが、なるべく生地の傷みや型崩れを防ぎたいという方は手洗いをしましょう。
まずは、キャンバストートバッグがすっぽりと収まる程度の洗濯桶を用意します。そして桶の中に水をはり、中性洗剤を入れて洗濯液を作ります。
その中にキャンバストートバッグを浸し、押し洗いをして洗濯液が濁ってきたら水を替えましょう。水替えを数回行ってしっかりとすすぐことができたら、大きなバスタオルでキャンバストートバッグの水気を取り、風通しのいいところで日陰干しをしてください。
手持ち部分のところにハンガーを引っかけ、バッグの口を開いた状態で干すと比較的早く乾かすことができますよ。

日頃から愛用しているキャンバストートバッグのお手入れをきちんと行えば、さらに愛着がわいて丁寧に扱うようになるものです。
とはいえ、あまりに頻繁に洗濯をしているとバッグの劣化を早めてしまう可能性もあります。自宅でのお手入れは最小限に留め、クリーニング店にシミ抜きを依頼するという方法もあるので、上手に使い分けてキレイな状態をキープしましょう。

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