意外と知らない? カーペットとラグマットの違いとは?


 

意外と知らない? カーペットとラグマットの違いとは?

フローリングにつく傷を防いだり、床から伝わる冷えを防いだりと、さまざまな役割を担っている“カーペット”。インテリアとしての役割も大きく、デザインや色、柄などによって部屋の印象を左右します。
そのため、カーペットを選ぶ際にはじっくりと時間をかけて吟味する方が多いですが、ここで気になるのがもう1つの敷物“ラグマット”との違いです。
「カーペットとラグマットは何が違うの?」「どちらを選べばいいの?」と悩んだことがある方も多いでしょう。そこで今回は、カーペットとラグマットの違いやそれぞれの特徴についてご説明いたします。

カーペットとラグマットの“違い”とは?

カーペットとラグマットの違いを一言で表すと、大きさです。
「そんなに単純なの?」と戸惑う方もいると思いますが、素材や用途などで呼び方が異なるのではなく、床の面積をどの程度占めるかによってカーペットとラグマットの呼び名が変わるのです。とはいえ、カーペットとラグマットがそれぞれ別で敷かれていた場合、2つを比較しなければどちらが大きいのかが分からず、見極めが難しくなりますよね。
大きさ以外の見極めポイントはあるのでしょうか?
それでは次に、カーペットとラグマットの特徴から、2つの違いを掘り下げていきましょう。

カーペットとラグマットのそれぞれの特徴

カーペットとラグマットのそれぞれの特徴

・カーペットの特徴とは?
カーペットはラグマットよりも大きいのが1つの特徴です。一般的に、部屋の床全体を占める敷物のことをカーペットといいます。
部屋全体の床を占めるので、床全面の傷防止や断熱効果に優れています。また、カーペットには防音効果も期待できるため、マンションなどの集合住宅に住んでいる際は床全体を占めてくれるカーペットが役立つといえるでしょう。
さらに、毛足の長いカーペットを使用するとホコリを絡めてくれるので、空中に舞いあがるのを防止してくれます。こまめに掃除機をかけることで、部屋の清潔感をキープしてくれるという役割もあるのです。
ただし、一度敷いてしまうとなかなか交換しづらいという点もカーペットの特徴といえます。とくに、飲み物や食べ物をこぼしてしまったときにはシミ抜きや洗濯が欠かせませんが、部屋全体に敷いてあるカーペットをはがすときには部屋の家具をすべてどかさなければなりません。カーペットの汚れを防ぐためにも、飲み物や食べ物を持ち込まない部屋を選んで敷くのがおすすめです。

・ラグマットの特徴とは?
ラグマットはカーペットよりも小さく、床の一部分に敷くものという点が特徴になります。
「○㎡以下がラグマット」などの厳密な決まりはありませんが、一般的に2~3畳程度分の面積を占める敷物をラグマットと呼ぶことが多いようです。部屋の中央に敷いたり、リビングテーブルの下に敷いたりと、ピンポイントで敷けるのが魅力といえるでしょう。
また、カーペットに比べて軽く小さいため、気軽に移動や交換ができるのも特徴の1つ。冬は厚手にして夏は薄手にするというように、季節によって簡単に交換することが可能です。
素材によっては自宅で洗濯できるものもあるため、交換の度に自宅で洗濯をして清潔に保管しておけます。くるくると巻いて筒状にしておけば保管の際も幅を取らず、かさばりません。

カーペットとラグの違いは大きさでしたが、特徴を掘り下げてみるとどちらにもそれぞれのメリットがありました。部屋の模様替えや引越しの際に敷物を選ぶ際は、それぞれの違いや特徴を思い出し、ご自身や部屋に合ったものを選ぶようにしてくださいね。

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