毛足に絡んで取れなくなる! カーペットにガムがついたときの対処法


 

毛足に絡んで取れなくなる! カーペットにガムがついたときの対処法

カーペットにうっかりガムが付着してしまい、長い毛足に絡まって取れなくなってしまうことがあります。
頑張って取ろうとしてもベタベタとしたガムはなかなか取り除けずに残ってしまい、その部分だけカーペットが傷んでしまうことも……。
カーペットにガムがついてしまったときには、どう対処したら良いのでしょうか。
大切なカーペットを長持ちさせるためにも、上手にガムを取る方法をご紹介いたします。

 

 

ガムを冷やしてから剥がすテクニック

ガムは、冷えることで固まる性質を持っています。カーペットにガムがついてしまったときには、まず保冷剤などをガムに当てて冷やし固めていきましょう。
ビニール袋に入れた氷や氷のう、冷却スプレーといったアイテムを活用して冷やすのもおすすめです。

ガムが固まったら、ヘラを使ってガムを少しずつ剥がしていきます。カーペットを傷めることのないよう、慎重に剥がすのがポイントです。
剥がしている途中にガムが柔らかくなって取れにくくなってしまったら、ガムをもう一度冷やして固めながら剥がしていくと良いでしょう。

ガムを油で溶かして剥がすテクニック

油と結合すると溶けるというガムの性質を利用するのも、カーペットからガムを剥がすための有効な方法のひとつです。
まずは、カーペットに付着しているガムにベビーオイルを少量かけましょう。ガムが溶けてくるまでしばらく置いておき、ガムが溶けたら不要な布などを使ってガムを取り除きます。

ベビーオイルがない場合には、サラダ油など油分を含む食品を使ったり、ムース状の整髪料を吹きかけたりするのも効果的です。
ガムがカーペットの毛足に絡んでしまった場合には、オイルを歯ブラシなどにつけて塗るようにしてこすっていくと取れやすくなります。

ガムを取ったあとの仕上げのコツ

ガムを取ったあとの仕上げのコツ

ガムを冷やして取った場合でも油を使った場合でも、カーペットの表面や毛足の間は少なからず汚れてしまうもの。

ガムをこすり取ったあとには、中性洗剤を含ませた布でポンポンと叩くように掃除して、ベタベタした成分を取っていきましょう。
カーペットが油っぽくベタベタになってしまったときには、小麦粉を少量ふりかけてから布で拭き取るとスッキリさせることができます。
洗剤などで拭いたあとにはドライヤーをかけて乾かし、最後に歯ブラシなどを使ってカーペットの毛流れを整えれば完了です。

ガムを落としてしまったときには、焦らず今回の対処方法を参考にしてケアしてみてくださいね。

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