枕カバーの気になる臭い……正しい洗い方ですっきり落とそう!


 

枕カバーの気になる臭い……正しい洗い方ですっきり落とそう!

枕カバーの臭いを気にしている方は少なくないのではないでしょうか。
毎日使うものだからこそ、臭いがついたままでは気持ちよく眠れませんよね。
気になる枕カバーの臭いの原因と臭いを取る洗い方の方法を知って、ぐっすり快適な睡眠を手に入れましょう。

枕カバーの臭いの原因とは?

枕カバーの臭いの原因は、就寝中に分泌されている頭皮の皮脂や汗にあります。
実は、就寝中の頭皮は、私たちが考えている以上に汚れを出しているのです。
体からも汗が出ますが、寝着がある程度吸湿してくれます。
ですが、頭皮にかいた汗はそのまま枕カバーに吸い取られてしまうため、布地についた汗が酸化して、独自の臭いを発生させるのです。

また、頭皮や耳の後ろ、首元から出る皮脂も枕カバーの臭いの原因のひとつ。
枕カバーはほかの寝具に比べると洗濯の頻度が少なく、週に1回程度、あまり気を使わない場合は月に1度しか洗わないという方もいるでしょう。
そのために皮脂が繊維の奥にどんどん蓄積し、枕カバーが臭いやすくなるのです。
時間が経つほど臭いは取れにくくなるので注意しましょう。

枕カバーの臭いを取る洗い方
枕カバーの臭いを取る洗い方

枕カバーのガンコな臭いを取るには、つけおき洗いがおすすめ。
通常の洗濯よりも濃い洗剤液につけるのがポイントです。

【手順】

1.洗濯カバーが浸かる程度のぬるま湯に洗濯1回分の洗剤を入れます。

2.枕カバーを30~120分ほどつけおきしてください。
(濃い色の枕カバーは色落ちする可能性があるので、事前に目立たない場所に洗剤をつけて色落ちしないか確認しましょう)

3.つけおきした枕カバーと洗剤液を洗濯機に入れ、通常通りに洗濯をします。

漂白剤を使って洗う
つけおき洗いでも枕カバーの臭いや汚れが落ちない場合、酵素系の漂白剤を使って洗濯機で洗います。
酵素系漂白剤は塩素系の漂白剤と異なり、色落ちの心配がないものが多いのが魅力です。
パッケージに記載してある使用量を守り、通常通りの洗濯をしましょう。

枕を洗うことも大切
長年、枕カバーを洗っていなければ、枕本体にまで臭いと汚れが染み込んでいる可能性があります。
このような場合、枕カバーだけを洗濯しても臭いが落ちない場合が多いので、枕も洗うことをおすすめします。

枕には洗える素材と洗えない素材があるので、洗濯表記を確認してください。丸洗いが可能の枕ならば、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。
臭いがきつかったり、汚れが激しかったりする場合は、枕カバーと同じようにつけおき洗いや酵素系の漂白剤を試してみましょう。
洗えない素材の枕の場合は、消臭スプレーを使ったり、陰干しをしたりするのがおすすめです。

枕カバーの洗濯は、ついつい面倒になってしまいますよね。しかし、枕カバーは寝具の中でも特に汚れやすいアイテムです。
臭いを防ぐためには、こまめな洗濯が必須です。
ぜひ、今回紹介した洗濯方法で、臭いも汚れもスッキリと落としてくださいね。

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