ワンピースは1着だけでファッションが完成する便利なアイテムですが、正しく洗濯できていますか?
洗濯方法を間違えると型崩れや色落ちに繋がることも。
この記事では、ワンピースの洗濯時に気をつけるべきポイントや、シワになりにくい干し方などを解説します。
【この記事で分かること】
- ワンピースの洗濯頻度
- ワンピースの洗濯方法
- ワンピースのアイロンがけ方法
- 洗濯で汚れが落ちにくい場合の対処方法
- ワンピースにおすすめの宅配クリーニング
- ワンピースを綺麗に収納する方法
ワンピースの洗濯頻度
ワンピースはファッションの主役となることが多いため、清潔に保つことが重要です。
しかし、頻繁に洗濯すると素材が傷みやすくなります。
短い着用時間や汗をかかなかった場合は、3回着用毎に1回洗濯する程度で構いません。
ただし、汚れやニオイが気になる場合はすぐに洗濯してください。
ワンピースを洗濯する前にチェック
洗濯を始める前に、いくつか確認しておくことがあります。
確認せずに洗ってしまうと取り返しのつかないことになることも。
以下の項目は必ずチェックしておきましょう。
洗濯表示をチェック
まず、ワンピースについている洗濯表示を確認します。
表示に従って洗濯しないと、生地が大幅に傷む可能性があるので注意してください。
特に注目したいのが、「水洗いできるか」「乾燥機の使用が可能か」という点です。
水洗いできるか
水洗いに関する洗濯表示は、上記になります。
桶のマーク以外にも、洗濯機のマークの場合もありますよ。
洗濯機が使用できるか、使用できる水温は何℃までかなどをチェックしてください。
✕マークが付いていれば自宅での洗濯はできません。
乾燥機が使えるか
乾燥機が使えるかについては、上記のマークを参照してください。
乾燥機使用可能なワンピースでも、温度指定があるので注意が必要です。
素材・装飾をチェック
次に、ワンピースの素材と装飾を確認します。
ビーズやレースなどの装飾がある場合は、取れやすいので注意が必要です。
素材や装飾の状態によっては、自宅洗濯は避けたほうがいい場合もあります。
自力で洗濯するのが不安な場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。
色落ちしないかチェック
洗剤によって色落ちすることもあります。
洗濯する前に、ワンピースの目立たない部分に少量つけてテストしてください。
色落ちする場合は洗剤を変えるか、他の衣類と一緒に洗うのは避けましょう。
目立つ汚れの下処理
食べ物や化粧品による汚れは、洗濯前に下処理をしておきます。
おしゃれ着用の洗剤を、汚れ部分なじませてください。
あらかじめ処理しておくことで、通常通り洗濯をするだけでも綺麗に落ちやすくなります。
ワンピースを手洗いする方法
洗濯表示の桶のマークに手のマークや、「手洗イ」と書いてある場合は洗濯機が使えません。
デリケートなワンピースは手洗いで洗っていきましょう。
用意するもの
手洗いをする時には、以下の道具を揃えてください。
- 洗面器やバケツ
- おしゃれ着用の洗剤
- 柔軟剤(あれば)
洗面器で洗えないサイズのワンピースなら、浴槽を使うのがおすすめです。
刺激の少ないおしゃれ着用の中性洗剤で洗っていきます。
柔軟剤はワンピースを柔らかく仕上げるだけでなく、静電気防止効果もありますよ。
手洗い手順
ワンピースを手洗いする時の手順を解説します。
【手順】
- 目立つ汚れに洗剤を塗り込む
- ビーズなどの装飾があれば、ワンピースを裏返す
- 洗面器にぬるま湯と洗剤を入れ、軽く混ぜる
- ワンピースを漬けて押し洗いする
- 水を入れ替え、泡が出てこなくなるまですすぐ
- 水を張り、柔軟剤を入れて混ぜる
- ワンピースを漬け込み、数分放置する
- 水を捨て、ワンピースの水気を切る
手洗いで大切なのが、こすらず優しく洗うことです。
なるべく軽い力で優しく押し洗いしてください。
薄い素材のワンピースなら、押し洗いではなく水の中で揺らすように洗ってくださいね。
脱水方法は、「洗濯機で洗う方法」の後に記載しています。
ワンピースを洗濯機で洗う方法
洗濯機使用が可能なワンピースなら、洗濯機で丸洗いできます。
ただし注意点もあるので、洗濯前に正しい洗い方を見ておきましょう。
用意するもの
洗濯機でワンピースを洗う際に使う道具を紹介します。
- 洗濯ネット
- おしゃれ着用洗剤
洗濯機洗いで必須なのは、洗濯ネットです。
折りたたんだワンピースに合うサイズのネットを選んでくださいね。
大きすぎるとワンピースが痛みやすく、小さすぎると綺麗に洗えませんよ。
洗濯手順
洗濯機で洗う手順は以下の通りです。
【手順】
- 装飾品を外し、ボタン・ファスナーをしめる
- ビーズなどの装飾があれば、ワンピースを裏返す
- ワンピースを畳み、洗濯ネットに入れる
- 優しく洗える洗濯コースで洗う
取り外せる装飾品は、洗濯前に全て外してください。
また、ボタンやファスナーを開けたまま洗うと引っかかる可能性が高いため、全てしめておきましょう。
洗濯コースは、刺激の少ない「おしゃれ着洗いコース」や「ドライコース」などを選択してください。
ワンピースを脱水する時の注意点
洗濯後のワンピースを脱水する方法は、以下の2通りです。
デリケートなワンピースなら、バスタオルで包むようにして水気を吸わせてください。
絞ると型崩れを起こすため、優しくトントン叩くようにして水気を出します。
洗濯機で脱水する際は、ワンピースを洗濯ネットに入れてください。
なるべく短時間で済ませるのがポイント。
洗濯機での脱水は、長くとも1分程度に留めましょう。
ワンピースを乾かす時のポイント
ワンピースは気をつけて干さないと、型崩れやシワがついてしまいます。
乾かす時のポイントを抑えておきましょう。
洗濯が終わったらすぐに干す
ワンピースを洗濯したら、できるだけ早く干しましょう。
洗濯槽の中に長時間放置すると、シワや型崩れなどの原因になります。
カビが繁殖して悪臭が発生することもありますので、洗濯後はすぐに取り出してください。
立体感のあるハンガーを使う
ワンピースの型崩れを防ぐために、立体感のあるハンガーを使うのがおすすめです。
肩部分が細いハンガーは、重みで型がついてしまい着心地が悪くなることが多いです。
肩部分が立体感なハンガーを使うと、ワンピースの形が維持されやすいですよ。
濡れた状態でシワを伸ばす
ワンピースを干す前に、濡れた状態でシワを伸ばしましょう。
シワをそのままにしておくと、乾いた後にシワが取れにくくなります。
乾く前に一手間加えるだけで乾燥後の仕上がりも良くなり、アイロンをかける手間が省けますよ。
ハンガーにかけたら、手でワンピースを叩いたり伸ばしたりして形を整えてください。
直射日光に当てない
ワンピースに直射日光を当てると、色あせや変色の原因になります。
大切なワンピースの色と質感を長持ちさせるためにも、風通しの良い場所で陰干ししてください。
ワンピースのアイロンがけ方法
ワンピースを綺麗に仕上げたい場合は、アイロンをかけましょう。
ただし、ワンピースによってはアイロンがけ不可の場合もあります。
洗濯表示のアイロンの項目をチェック
洗濯表示タグのアイロンの項目をチェックしてください。
使用できる温度が書いてあるので、洗濯表示に従ってアイロンをかけましょう。
ちなみに、アイロンマークの中に点が1つしかない場合は、スチームアイロンは使えません。
あて布をしてアイロンかけよう
ワンピースは繊細な作りのものが多いので、あて布をするのがおすすめです。
そのままかけるとテカリが出てしまう可能性が高いですよ。
また、生地が元からシワのあるワンピースなら、アイロンを軽く浮かせて滑らせるようにすると質感が損なわれません。
洗濯で汚れが落ちにくい場合
1度洗濯したものの、汚れが落ちなかった場合の対処方法をお伝えします。
特に黄ばみや黒ずみは、普通に洗濯するだけでは落ちにくいです。
以下のアイテムを使って、洗濯前に予洗いしてみてください。
①台所用洗剤
台所用洗剤なら油汚れが落ちやすいので、食べ物のシミや黄ばみにおすすめです。
油を含むソースなどの汚れや、皮脂汚れなどを浮かせてくれますよ。
汚れ部分に直接洗剤をかけて歯ブラシなどで擦り、よくすすいでから通常通り洗濯してください。
②石鹸
ウタマロ石鹸などの固形石鹸は、色々な汚れに効果的です。
汚れに直接塗り込んで、ぬるま湯で揉み洗いしてください。
③酸素系漂白剤
洗剤や石鹸で落ちない汚れは、漂白剤を使って色素を抜きましょう。
酸素系漂白剤とぬるま湯を洗面器に入れ、ワンピースをつけ置きしてください。
20~30分放置したら、通常通り洗濯すれば完了です。
ワンピースにおすすめの宅配クリーニング
ワンピースをクリーニングしたい方向けに、おすすめの宅配クリーニングを厳選しました。
洗濯では落ちない汚れがあったり、自宅で洗えない素材の場合はプロに洗ってもらいましょう。
宅配クリーニングなら、自宅まで服を取りに来てくれるので楽ですよ。
クリーニング店に持ち込む時間が無い方は、必見です!
- リネット
- クリコム
- リナビス
サービス名 | リネット | クリコム | リナビス |
---|---|---|---|
最低料金 | 1,375円 | 1,650円 | 7,800円/3点 (1着:2,600円) |
高級素材の場合 | 1,595円 | 1,980円 | |
デリケート衣類の場合 | 2,145円 | 3,960円 | |
保管サービス | 最大8ヶ月 の保管有 |
✕ | 最大12ヶ月無料 |
シミ抜き | 無料 | 無料 特殊シミ抜きも有 |
無料 |
リネット
最低料金 | 484円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 8,800円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から30日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
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リネットは、ブランド衣類でも安心して依頼できますよ。
クリーニング品質の高さに加え、保証制度も充実しています。
相談窓口もあるので、何か相談したいことがある時にも安心です。
申し込みもネットから簡単にできるので、初めての方にもおすすめですよ。
リネットのクリーニング料金
クリーニングアイテム | 料金 | |
---|---|---|
ワンピース | 通常 | 1,375円 |
手仕上げ | 1,925円 | |
デリケート素材 | +220円 | |
一部革素材 | +220円 | |
装飾品・レース・フリル・プリーツ | +220円 |
ワンピース1着から気軽に依頼できるのがリネットの強みです。
高級ブランド・デリケート素材などのワンピースでも、最適なコース・オプションが用意されています。
また、シミ抜き・毛玉取りは無料でついていますよ。
初回限定で30%OFFになるので、宅配を試してみたい方にもピッタリです。
クリコム
最低料金 | 330円(税込)/1点 |
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最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
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目立つ汚れを綺麗にしたいなら、クリコムがおすすめです。
最新のシミ抜き技術を使い、汚れを綺麗に落としてくれますよ。
基本のシミ抜きは無料ですが、有料シミ抜きコースもあります。
国家資格を持ったシミ抜き師が1点ずつ丁寧にシミ抜きしてくれるので、頑固なシミも綺麗になりますよ。
高度なシミ抜き技術があり、色落ちした部分の補正・補色も可能です。
クリコムの料金
クリーニングする衣類 | 料金 | |
---|---|---|
ワンピース | 通常 | 1,650円 |
DX | 3,300円 | |
ワンピース (フリル付き / 麻など) |
通常 | 1,980円 |
DX | 3,960円 |
クリコムも1着から注文でき、フリルや素材によって料金が変わります。
基本のシミ抜きは上記料金内に含まれており、有料シミ抜きを追加する場合は追加料金になります。
リナビス
最低料金 | 7,800円(税込)/3点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | 最大12ヶ月 |
送料 | 無料 |
パック・単品 | パックのみ |
再仕上げサービス | 到着後1週間以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換・後払い決済(NP後払い) |
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リナビスは、無料特典が豊富なのがメリットです。
「6つのおせっかい」により送料・最長12ヶ月の保管・シミ抜き・ボタン付け・毛玉&毛取り・再仕上げが全て無料でついてきます。
丸1年預かってもらえるので、シーズンオフ時の保管にも最適です。
さらにクリーニングでは、抗菌・シワ防止・柔軟・毛玉防止・静電気防止の5つの加工が全品無料対応になります。
お得感のあるクリーニングを求める方にもおすすめです。
リナビスのクリーニング料金
コース名 | 料金 |
---|---|
衣類3点コース | 7,800円 (1着あたり:2,600円) |
衣類5点コース | 9,810円 (1着あたり:1,962円) |
衣類10点コース | 14,900円 (1着あたり:1,490円) |
衣類15点コース | 19,800円 (1着あたり:1,320円) |
衣類20点コース | 23,500円 (1着あたり:1,175円) |
依頼枚数が増えるほど、1着あたりの料金が安くなります。
しかも、パックに入れられるのはワンピースだけはありません。
種類問わず、色んな服をまとめて洗うのにおすすめです。
また、子供服は2着で1点扱いになりますよ。
ワンピースを綺麗に収納する方法
お気に入りのワンピースは、長く綺麗な状態で保ちたいものです。
最後に、ワンピースを綺麗に収納する方法を紹介します。
立体感のあるハンガーにかける
長期保管の場合は特に、細いハンガーを使うのはやめましょう。
ワンピースが変形してしまう可能性があります。
肩部分に立体感があるハンガーなら、ワンピースのシルエットが崩れにくく自然な形を保つことが可能です。
重いワンピースは畳む
重さがある素材のワンピースは、ハンガーにかけると伸びてしまう可能性があります。
丁寧に畳んで収納することで、シワ・型崩れを防いでください。
長期保管は湿気・ホコリ・光に気をつける
長期間の保管では、湿気やホコリ、光に気をつけてください。
カビ・虫食い・黄ばみなどが発生する恐れがあります。
直射日光だけでなく、蛍光灯の光が長期間あたるだけでも劣化が進むので、暗い場所に保管しましょう。
保管場所には除湿剤などを置き、不織布のカバーなどをかけるのがおすすめです。
ビニール製のカバーは、湿気がこもりやすいので外してください。
ワンピースの洗濯では素材や装飾に注意する!
ワンピースは自宅でも洗濯可能です。
ただし、気をつけないと思わぬ劣化や型崩れを起こすので注意してください。
【ワンピースの洗濯でのポイント】
- 3回着たら洗濯するのが望ましい
- 汚れ・ニオイに気づいたらすぐ洗う
- 洗濯表示タグをチェック
- 手洗い表示のあるものは、洗濯機で洗わない
- 外せる飾りは取り、外せない場合は裏返しにする
- 洗濯機での脱水は短時間で済ませる
自宅で洗えないワンピースは、クリーニングでプロに洗ってもらいましょう。
宅配クリーニングなら、シミ抜きやまとめ洗いにも最適ですよ。
長期保管前にもクリーニングに出せば、次のシーズンにもワンピースを綺麗に着られるのでおすすめです。