どうする?カラーリング剤のシミを落とす方法!


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手軽なオシャレとして、美容院だけでなく自宅でヘアカラーを使うという方も多いでしょう。

しかし、ヘアカラーなどのカラーリング剤は一度服に付いてしまうとなかなか取り除けません。

厄介なカラーリング剤のシミを取り除くには、どうすればよいのでしょうか?

▪️カラーリング剤とシミ

カラーリング剤には、「ヘアカラー」「ヘアマニキュア」と大きく2タイプがあります。

・ヘアカラー
酸化染毛剤に該当します。一度元々付いている色を脱色しその上で染色するので強力です。
なおヘアブリーチは、脱色のみの製品です。

・ヘアマニキュア
酸性染毛料に該当します。こちらは脱色はせず元々付いている色の上から染色するタイプです。ヘアカラーよりは染色力は落ちますが、それでも日常的に付くシミ汚れから比べると強力です。

特に注意したいのはヘアカラーのシミ。ヘアカラーは服に付くと色を脱色させた上で染色するため、シミこんでしまうと修復不可能になる事もあります。ヘアカラーが服に付いてしまった場合は、時間との勝負になるので直ちにシミ抜きを始めましょう。

▪️まずは道具の準備を

カラーリング剤のシミを取り除くにあたり、以下の道具を用意します。

必須品
・除光液
・タオル
・使用済み歯ブラシ
・歯磨き粉

必要に応じて用意するもの
・酸素系漂白剤
・クエン酸水(市販のクエン酸剤小さじ1:水200ml程度を混ぜたもの)
・ドライヤー

除光液やクエン酸水などは常備していない方も多いかと思いますが、カラーリング剤を使うことが多い場合はシミが付いてしまった場合に備えて、事前に購入しておくことをオススメします。

▪️いざシミ抜き!

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準備ができたら、以下の手順でカラーリング剤のシミ抜きを行いましょう。

1.除光液をカラーリング剤が付着した部分に付ける。
2.タオルでポンポンと叩く様にシミを取り除いていく。
3.ある程度シミが薄くなったら、歯磨き粉を付けた歯ブラシでやさしくブラッシングする。
4.お湯でやさしく洗う。
5.水ですすぐ。

これでもシミが取れない場合は、以下のステップに続きます。

6.酸素系漂白剤を付けた歯ブラシでやさしくブラッシングする。
7.シミの部分をドライヤーで乾かす。
8.乾かしたシミにクエン酸水をかける。
9.お湯でやさしく洗う。
10.水ですすぐ。

軽度な場合であれば、この方法で大抵のシミを落とせます。なおウールやシルクなどのデリケートな素材は除光液、酸素系漂白剤、クエン酸水が生地を痛めてしまう事もあるので注意が必要です。

カラーリング剤が付いてしまったら早めに対処することが大切です。
逆に言えばヘアカラーのシミも、早めの対処で防ぐことができます。

素材や時間の問題でご家庭でのシミ抜きが難しい場合もあるでしょう。
そういったときは、専門業者に頼んでみるのも良いかもしれませんね。

ポイントさえおさえれば、ヘアカラーのシミも怖くはありません。
オシャレを自由に楽しみましょう!

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