冬は床から冷えていくので、床を温めるカーペットが欠かせませんよね。カーペットは敷くだけで足元を冷えから守ることができます。
しかし、毛足があり温かいカーペットは、人の髪の毛や垢、食べ物のカスが溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい場所でもあります。
そのままにしておくと、ダニにかまれてかゆい思いをしてしまうことも。寒い冬がやってくる前に、カーペットのダニ対策の方法をマスターしておき、できるだけ清潔な状態を保てるようにしましょう。
▪️ダニは高温に弱い
温かいカーペットはダニの温床になってしまいますが、65度以上の高温になるとダニは生きていることができません。
家庭用の布団乾燥機や、コインランドリーにある高温乾燥機でカーペットに熱を与えるとダニを殺すことができるので、まずは高温でダニを死滅させましょう。
▪️スチームアイロンが効果的!
家庭にあるもので簡単にダニ対策をするためは、スチームアイロンがおすすめです。
スチームアイロンは、最も高い温度に設定すれば100度近い温度になります。
対策をする方法は、そのスチームアイロンをカーペット全体にまんべんなくかけていくだけです。
天日干しは手間がかかりますが、スチームアイロンなら時間を問わず行うことができるのでおすすめです。
▪️ダニを殺したら丸洗い!
高温を与えてダニを死滅させても、ダニの死骸やフンはカーペットの中に残ってしまいます。
ダニの死骸やフンはアレルギーの元になる場合もあるので、高温でダニを殺したカーペットは丸洗いして天日干しし、死骸やフンを取り除きましょう。
▪️カーペットの部屋では加湿器を使用しない
ダニは湿気がある場所を好みます。そのため、カーペットがある部屋では加湿器の使用を控えた方がいいでしょう。
さらに、冬は寒いので窓を閉め切ってしまい暖房をつけっぱなしにしてしまうことも多いと思います。
できるだけ窓を開け換気をして、空気の入れ替えをして湿気を取り除いてあげることも大切です。
▪️掃除機をうまく使ってダニ対策!
掃除機では満足にダニ対策ができないとも言われていますが、上手に使えば十分ダニ対策をすることができます。まずは、カーペットの毛足を立たせるようにブラッシングをします。そして1時間ほど部屋を暗くしておき、カーペットの奥にいってしまったダニを表面におびきよせます。そのあと一気に掃除機をかければ、ダニの死骸やフンなどを取り除くことができます。
今回は冬が来る前にやっておきたい、カーペットのダニ対策をご紹介しました。
ダニ対策は特にアレルギー体質の人にとっては、しっかりやっておきたいものですよね。
スチームアイロンや掃除機を上手く活用して、こまめにカーペットを掃除しましょう。