洗濯法で変わる!お気に入りの靴下を長持ちさせるテク


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穴が開いたりほつれたり。洗濯を終えて、干した靴下を取り込んだ時に「ハッ」と気づくことありませんか?

靴下は、実はみなさんが思っているより繊細なのです。そんな靴下も、正しい洗濯の仕方でキレイに長持ちさせることができるんです。

ここでは、靴下を長持ちさせるための洗濯テクニックをご紹介します。

▪️最初は洗濯の基本から

まずは、靴下を洗濯するための基本をおさらいしてみましょう。お洗濯前に、チェックしたいのはドロ汚れやシミです。酷い場合は、あらかじめ軽く水洗いしてください。ここで簡単に汚れを落としておくのがポイントです。

染み込んだ汚れを落とす場合、洗剤を30度前後のぬるま湯に溶かした洗濯液に1時間ほどつけ置きしてみましょう。ただし、靴下の種類や材質によっては、色落ちしてしまう場合があります。水洗いやつけ置きは素材を見てから行いましょう。

次にお馴染みの洗濯機による洗濯です。一般的な靴下は、洗濯機で洗えます。洗濯機の注水後に洗剤を入れて洗ってみてください。この際、洗濯ネットを使うと、繊維の絡みや摩擦を防ぎ靴下の長持ちにつながるだけでなく、「片方だけなくなった!」なんて事態を予防できます。洗濯にお風呂の残り湯を使う場合もありますが、入浴剤が入ったお湯は要注意です。入浴剤が柔軟剤と反応し靴下がピンクに変色してしまうこともあります。

▪️材質によっては手洗いを

ウールやシルク、麻などの繊細な素材の靴下は手洗いが原則です。30度くらいのぬるま湯に中性洗剤をよく溶かして行います。やさしく押すように洗い、丁寧にすすいでから軽く脱水しましょう。これが長持ちのポイントです。

また、柔軟剤仕上げ剤を使うことで、かたくゴワゴワになるのを防ぐだけでなく、繊維間の摩擦を減らし靴下を長持ちさせることができます。

▪️仕上げは乾燥!

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洗い終わった靴下は、口ゴムを上にして干します。ここで大切なのは「直射日光を避けて、日陰で乾燥させること」です。日光は、紫外線による消毒や消臭作用が期待できる一方で、退色などの原因にもなります。乾燥後は、長く干しっぱなしにせず、速やかに取り込んでくださいね。

また、ドラム式洗濯機を使う場合も乾燥させすぎないように気をつけましょう。やや湿った状態で乾燥機から靴下を取り出し、先述の要領で陰干しします。

靴下は、正しく洗濯し乾燥させることで、もっと長持ちさせることができます。ポイントをおさえて、お気に入りの靴下と長い付き合いをしてみてください。

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