まだ間に合う!ダウンがカビてしまったときのケア方法


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ダウンジャケットは真冬の時期に活躍するため、長期間クローゼットの中に保管することが多い衣類です。そのため、いざ着ようと思って初めて異変に気付くということが少なくありません。クリーニングに出した後「ビニールをかけたままクローゼットに入れておいたらカビていたと」いう経験がある人もいるかもしれませんね。ここでは、ダウンジャケットがカビてしまう理由とカビの対処法を見ていきましょう。

▪️なぜダウンジャケットがカビるの?

冬の間にダウンジャケットに染み込んだ湿気や汚れが、カビの原因です。長い間着ない場合には、クリーニングに出すか自宅で洗濯してからクローゼットの中にしまうようにしましょう。襟元や袖口などの特に汚れやすい部分だけでも、中性洗剤で汚れを落とし十分に乾かしてから収納することをおすすめします。清潔にしておいたのにカビが生えるという場合には、クローゼット自体に湿気がたまっている恐れがあります。定期的に換気をしたり、除湿剤を使うなどして対処しましょう。ダウンジャケットを着ない季節であっても、カラっと晴れた日にはときどき外に出して日光に当てて風を通し、湿気をとるといいでしょう。取り込んだ後は、すぐにクローゼットにはしまわずに熱気がとれるまで置いてからしまうようにしましょう。

▪️カビが生えてしまったら

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お気に入りのダウンジャケットを、カビが生えてしまったために泣く泣く捨ててしまったという人もいるでしょう。ダウンジャケットのカビを取るには、どうすればいいのでしょうか?

一番の方法は、洗濯してしまうことです。ダウンジャケットについている洗濯タグの表示を見て、水洗い可能ならば自宅でまるごと洗うことができます。

ブラシやスポンジなどで表面のカビを落としたら、ぬるま湯でまるごと洗います。一般的な洗濯用洗剤や冷水を使用すると、ダウンジャケットの中の素材にとって刺激が強すぎるため、中性洗剤を使用してぬるま湯でやさしく押し洗いをするのがポイントです。

キレイになったら風通しのいい場所で念入りに陰干ししましょう。ダウンジャケットの中身に湿気を残さないことが重要となります。忙しかったり、自宅で洗濯する自信がない場合には、専門店にクリーニングを任せるのが確実でしょう。

機能性とファッション性を持ち合わせたダウンジャケットは、秋冬には大活躍なアイテムです。正しいお手入れで、お気に入りの1着を長持ちさせましょう。

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