ママ要注意! 意外と汚れやすい「ぬいぐるみ」


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小さな子供がふわふわのぬいぐるみを抱えて眠っている姿は、とてもかわいらしくて胸が温かくなりますよね。親にとっては静かに愛情を噛みしめられる至福の時なのではないでしょうか。

しかし、そのぬいぐるみが雑菌の温床になっているとしたら、その光景が「かわいらしい」では済みません。ぬいぐるみの汚れをそのままにしておくと、いずれ子供の健康を害してしまう可能性があるのです。

アレルギーなどの疾患はアレルゲンと接する時間が長いほど発症リスクが高まりますから、出来るならば定期的にぬいぐるみも洗濯することをお勧めします。

ぬいぐるみの風合いを損なわないお手入れ方法をご紹介しましょう。

▪️「ぬいぐるみ」を大切にするケア方法

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ぬいぐるみの中には「洗濯可能」の表示が付いているものもありますが、素直に洗濯機で洗ってしまうと型崩れしてしまうかもしれません。

なるべく風合いを保ち、長くぬいぐるみと付き合っていくためには細やかな気遣いが必要なのです。基本となるぬいぐるみのケア方法がこちらです。

■ぬいぐるみの手入れ方法
中性洗剤、洗面器、柔らかいブラシ、タオル2枚を用意するぬいぐるみの付属物を外す(服、リボン、鈴などのアクセサリー)

手順
1. 洗剤を入れたぬるま湯を洗面器に用意し、タオルを1枚浸す
2. ある程度絞ったタオルでぬいぐるみを拭く。毛をすくい上げるようにして内側のホコリを取っていきます
3. 今度は真水でよくすすいだタオルでぬいぐるみを拭っていきましょう
4. 2枚目のタオルで乾拭きします
5. ブラッシングで毛の流れを整えます
6. 陰干ししてしっかり乾いたら仕上げのブラッシングをして完了です

ポイント
酷く濡れてしまった場合はネットに入れて、風通しのよい場所に干しましょう。ぬいぐるみを拭う時は叩かないことが重要です。汚れを中に叩き込むことになりますから、すくい上げる拭い方を意識するようにして下さい。汚れがひどい時や、洗うのが難しい場合などにはクリーニングの利用をおすすめします。

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おもちゃ屋で販売されているぬいぐるみの中には電子回路が組み込まれているものも多いので、丸洗いがご法度というケースが少なくありません。お手入れの前に必ず材料表示説明書をしっかり読んで下さい。

また、丸洗い可の表示があっても色落ちしてしまうこともあります。使用する洗剤液を含ませたタオルで押さえてみて色落ちしないかどうか、ぬいぐるみの生地が傷んでしまわないかどうかテストしてみることをお勧めします。

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