家庭で今すぐできる! おねしょのシミを落とす方法


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お子さんや介護が必要な方がいるご家庭で悩みの種となるのが「おねしょ・おしっこのシミ」です。布団や衣類に突然できてしまったシミにお困りではないですか?そこで家庭にあるもので、できるだけ簡単・キレイに落とす方法をご紹介します!

▪️オムツを使う

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こちらは布団にできてしまったシミを落とす方法です。おねしょをして間もない場合は、まずはオムツを使って布団の尿を吸い出しましょう。オムツには高分子吸収体という、水分をたくさん吸収する物質が入っています。逆戻りもしませんから、ティッシュやタオルよりも手間がかからず後処理も簡単です。
まずはシミになった部分に新品のオムツを当て、手や足で押しつけて尿を吸収させます。さらに尿を残さないために布団に約40度のお湯をかけ、その水分も新たなオムツに吸収させましょう。その後十分に乾くまで干すか、ドライヤーで乾かして完了です。

▪️クエン酸を使う

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クエン酸は布団に残ってしまったおねしょの臭いに有効です。スプレーに入った水100mlにクエン酸小さじ1/2を溶かし、布団に吹きかけていきましょう。タオルやオムツで水分を取り除いた後にしっかり乾かせば、アンモニア臭が気にならなくなっていますよ。クエン酸は柑橘類に含まれる食用の有機酸なので、肌に触れる布団に使っても安心かつ安全です。

薬局や100円均一ショップなどでも販売されていて、手に入りやすい点でもおすすめですよ。

▪️酸素系漂白剤を使う

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こちらは衣類にできてしまったシミに有効な方法です。市販されている酸素系漂白剤を使いましょう。

まずは衣類のシミに漂白剤を塗ります。そしてその後10分~20分ほど放置します。汚れがひどいもの、汚れて時間が経ったものほど長めに放置しましょう。

放置を終えたら、同じ漂白剤をお湯で薄めたものにつけ置きします。薄めるお湯の温度は40度がベスト。薄め方は漂白剤の表示を参考にしてください。こちらも汚れによって時間を調節しましょう。ただし2時間以上の放置は衣類が傷んだり、変色の恐れがあるので厳禁です。

シミが落ちたのを確認できたら、洗濯機で通常の洗濯をして完了です。おしっこに限らず「シミ抜きは洗濯前にする」のが鉄則です。覚えておいてくださいね。

▪️シミを落とす時の注意点

おしっこのシミを落とす時は、必ず40度のお湯を使いましょう。熱湯だとおしっこの成分が固まり、シミが落ちにくくなってしまいます。

また、色柄ものに漂白剤を使う時は色落ちをする可能性もあるので、事前のテストが必要です。目立たないところに散布し、問題がないことを確認してから使ってくださいね。

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