ブランケットにシミがついてしまった! シミ抜きの方法とは?


 

ブランケットにシミがついてしまった! シミ抜きの方法とは?

ブランケットはリラックスタイムやパソコン作業などのお供として出番が多いアイテム。そのせいか、ブランケットには食べこぼしや飲み物などの汚れがつきやすいもの。もし汚れが付着してシミになってしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
今回はブランケットについてしまった汚れのシミ抜き方法をご紹介します。

ブランケットのシミ抜き方法を知ろう!

ブランケットに思いがけずついてしまったシミ……お気に入りのブランケットであれば、なおさらキレイにしたいものです。シミの原因に応じたシミ抜き方法をご紹介しますので、あらかじめ知っておきましょう。

食べ物・飲み物・醤油(水溶性の汚れ)のシミ抜き

ブランケットに付着する食べ物・飲み物の汚れの多くは水に溶ける汚れです。
そのため、水もしくは台所用洗剤をうすめたもので叩き拭きすると、簡単にシミ抜きができます。

■基本のシミ抜き手順
①ブランケットの下にタオルを敷き、汚れ部分をタオルに当てる
②水や薄めた台所洗剤液をタオルに含ませて固く絞り、汚れの部分を叩く
➂下のタオルに汚れが移ったら軽くすすぐ
④乾いたタオルで押さえて水気を取り、乾かす

マヨネーズ・カレー・口紅(油脂系汚れ)のシミ抜き

マヨネーズやカレーのルー、口紅など、油分をたっぷり含むシミは水だけでは落ちにくいため、クレンジングオイルと台所用洗剤で落としましょう。

手順は水溶性の汚れのときと同じで、水の代わりにクレンジングオイルと台所用洗剤の両方を混ぜたものを布に含ませ、汚れの部分を叩き拭きします。ぬるま湯ですすいで水分を取ってから乾かせば完成です。

泥や血液(不溶性の汚れ)のシミ抜き

泥汚れは繊維の奥に入り込んで取れにくいのが特徴。歯ブラシなどで汚れをやさしくかき出し、洗濯用せっけんをつけて洗ってみましょう。
また、血液の汚れにはアルコールやセスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものが効果的です。基本の手順の「水」をアルコールやセスキ溶液に変えて、叩き拭きしてみてください。
もしそれでも取れない場合は、クリーニング店へ相談してみましょう。

ブランケットはどう洗うのが正解?

シミ抜きをしたあとや、手垢や皮脂などで黒ずんでいるブランケットは一度洗濯することをおすすめします。

洗う際のポイント

綿やアクリルなど洗濯機で洗えるブランケットなら、洗濯ネットに入れて弱水流のコース(デリケートコース、ドライモードなど)で洗えます。おしゃれ着用洗剤や柔軟剤を使って、生地の傷みを防ぎましょう。

手洗いで洗う場合は、タライなどに洗剤を入れて「押し洗い」をすればOK。
2~3回すすいで、ブランケット生地に残った洗剤を落としましょう。
柔軟剤をいれた水にくぐらせれば、ふわふわな仕上がりになりますよ。

脱水・干すときのポイント

脱水をする際はバスタオルで押さえて水分を取るか、洗濯機でごく短時間脱水をします。
洗濯機の場合脱水が長すぎるとシワや型崩れが起こりやすいので、10秒~20秒ぐらいで大丈夫ですよ。
最後は2本の物干し竿にブランケットを渡すように干すか、平干しにして乾かします。

ブランケットが汚れたら、早めにシミ抜きを!
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ブランケットの汚れがついたままだと見た目が良くないうえ、ニオイやカビの元になってしまうこともあります。また、シミを放置すると跡が残りやすくなるので、見つけ次第早めにシミ抜きをするといいですね。お気に入りのブランケットを長く使えるよう、こまめなお手入れを心掛けましょう。

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