リビングや居室などで活躍するカーペットは、ときどきクリーニングに出してメンテナンスをおこなうことで長持ちします。でも、どのぐらいの頻度でクリーニングすればよいのでしょうか？
ここではカーペットをクリーニングに出す理想の頻度や、その理由についてご紹介します。
カーペットは使っているうちに足裏の皮脂汚れやほこりなどで汚れが溜まっていきます。また、リビングに敷いているカーペットは、食べかすや飲み物の汚れ、髪の毛などが入り込みやすくなるもの。
こうした汚れをそのままにすると、ニオイが気になったり、ダニが繁殖しやすくなってしまったりすることがあります。ダニのふんや死骸を吸い込んでしまうと、人によっては吸い込む喘息やアレルギー性鼻炎などの悪影響が現れます。
また、カビなどが生えてしまうとカーペットが傷むので、寿命を縮めることにもなりかねません。
常に清潔に使用するためには、定期的にお手入れをすることが大切なのです。
自宅でできるカーペットのお手入れには「掃除機でゴミを吸う」「中性洗剤や重曹を水に溶かしたものでふき取る」などの方法があります。こうしたお手入れをこまめにおこなうことで、ある程度の汚れは取れるでしょう。
しかし、繊維の奥の汚れや、頑固なシミなどはなかなかとるのが難しいもの。
小さなカーペットであれば自宅で洗うことができますが、大型のカーペットの場合は自宅洗濯が難しいこともあるでしょう。また、自宅で洗えたとしても、汚れが残ってしまったり、風合いが変わってしまったりすれば、快適に使えるとはいえません。
カーペットをクリーニングに出す頻度は「最低でも年2回」！
常に快適な状態でカーペットを使うには、定期的にクリーニングに出すことが大切です。最低でも夏（6月）と冬（12月）の2回出すようにしましょう。
夏はカビが生えやすい季節ですし、冬は暖房でダニが繁殖しやすいため、汚れをリセットしておくことが重要なのです。
ただし、リビングのカーペットはもう少し早いサイクルでクリーニングをした方がいいでしょう。人がたくさん行き来することで汚れが早く溜まるからです。リビングのカーペットは、ワンシーズンに1回クリーニングに出すのが理想的です。こうすることでカーペットへのダメージを防ぎ、長持ちさせることができます。
カーペットクリーニングの専門店では、専用の機会とハイクオリティな洗剤を使って汚れを落としていきます。家庭でのケアで落としきれなかった汚れやシミも、クリーニングのプロならしっかりと落としてくれますよ。
また、家庭で洗濯をした場合、カーペットが乾ききらないまま敷いてカビが生えてしまった……というケースも。特に気温が上がりにくい冬の時期は、ご家庭でのケアがうまくいかない場合も多いでしょう。
カーペットクリーニング専門店なら、大型カーペットにも対応できる乾燥機ですみずみまで乾燥させることができますので、カビとも無縁です。
繊維の奥までしっかりと汚れを落とせば、新品さながらの手触りと風合いがよみがえります。定期的にカーペットクリーニングを利用し、快適に使えるようメンテナンスをしましょう。
