室内の花粉の量が減少する? 「カーペット」で花粉症対策をしてみよう


 

室内の花粉の量が減少する? 「カーペット」で花粉症対策をしてみよう

毎年猛威を奮っている花粉によるアレルギーに悩まされている方も多いはず。花粉症の症状をおさえるためには、室内で花粉が舞い上がらないよう対策をすることが大切です。
花粉症対策の一環として、家庭で使用するカーペットやラグに着目してみましょう。ここでは、カーペットが花粉症対策になる理由や、アレルギー対策ができるカーペットの種類についてご紹介します。

「カーペットで花粉症対策」ってどういうこと?

フローリングの床は、雑巾やフロアワイパーを使えば簡単に掃除ができるという良さがあります。しかし、きちんと掃除をしているつもりでも花粉はすぐに床に蓄積してしまうもの。フローリングを歩いたり換気をしたりすると、たくさんの花粉が舞い上がって花粉症の症状を引き起こしてしまいます。
フローリングにカーペットを敷けば、花粉は繊維に取り込まれるので空中に舞い上がりにくくなるのです。カーペットを敷くだけで、室内に舞い上がる花粉は二分の一の量に減少するといわれます。

カーペットはアレルギー対策になる!

カーペットの繊維が花粉やハウスダストを取り込む現象は「ダストポケット効果」と呼ばれます。
カーペットというと、ホコリがからみついたりダニが発生したりしてアレルギーが起きやすいものというイメージをもつ方もいるかもしれません。しかし、ある調査によると、カーペットの使用がアレルギーを引き起こしたり悪化させたりするケースはないとされています。それどころか、カーペットにはハウスダストの舞い上がりを抑制してアレルギーをおさえてくれる嬉しい効果が期待できるのです。

どんな種類のカーペットを選んだらいい?

カーペットにはさまざまな素材のものがありますが、花粉などのアレルギーを抑制したいのなら天然素材のアイテムを選ぶのがおすすめです。
化学繊維のカーペットにも、花粉やハウスダストの舞い上がりをおさえる効果があります。しかし、化学繊維の製品は静電気が起こりやすく、掃除機をかけたときに花粉を十分に吸い取ることが難しいのです。
天然繊維のカーペットは静電気が起こりにくいため、こまめに掃除機をかければ蓄積した花粉をキレイに吸い取ることができますよ。

花粉症対策になるカーペットを導入してみよう

花粉症を発症する人が増えている現状を受けて、近年ではアレルゲン吸着加工を施したカーペットも多く販売されています。空気中に舞い散る花粉やハウスダストを吸着する仕組みのカーペットを敷いておけば、室内の花粉の量がグッと減少します。
カーペットにこまめに掃除機をかければ、花粉症の症状をかなりおさえることができますよ。花粉症対策になるカーペットを活用して、つらい季節を快適に過ごしてみましょう。

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実は、フローリングの状態よりもカーペットを敷いた室内のほうが舞い上がる花粉の量が少なくなります。おすすめは、天然繊維のものやアレルギー対策になるような種類のカーペットです。
毎年花粉症でつらい思いをしているという方は、ぜひ部屋にカーペットを敷いてみましょう。

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