カーペットに効果的な消臭方法とは? 自宅でできるニオイケア


 

カーペットは使っているうちに汚れが溜まっていき、いやなニオイを発することがあります。ニオイの発生源は皮脂などの汚れですが、放っておくと不衛生ですし、部屋全体が臭くなってしまうことも……。
そこで今回は、自宅でできる“カーペットの消臭方法”をご紹介します。

 

カーペットのニオイを消す方法は?
カーペットのニオイには皮脂や汗・食べこぼし・タバコのヤニなど、さまざまな原因があります。
こうした汚れに雑菌が繁殖することで、イヤなニオイが発生するのです。
ニオイを消すには、次の方法を試してみましょう。

中性洗剤+水で汚れを拭き取る

ぬるま湯に中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を溶かしたもので拭き取ると、皮脂や汗の汚れを効率的に落とすことができます。

<用意するもの>
・中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・ぞうきん 2~3枚
・バケツ
・ぬるま湯

<手順>
1.バケツにぬるま湯を入れ、中性洗剤をキャップ1杯分溶かす
2.洗剤液にぞうきんを浸し、固く絞ったらカーペットを拭く
3.ぞうきんをすすいで洗ったら、水を含ませてしぼり、カーペットをふき取る
4.乾いたぞうきんで水気を吸い取るように拭く
※ぞうきんで水気を取り切れない場合は、干して乾燥させるとよい

重曹水で拭き取る

カーペットのニオイには「重曹」を使ったケアもおすすめです。重曹には皮脂などのタンパク汚れを分解し、ニオイを消してくれる効果があります。

<用意するもの>
・重曹 小さじ2杯分
・水(またはぬるま湯)200cc
・スプレーボトル
・ぞうきん 1~2枚
※香りをつけたい方は、お好みのアロマオイルを2~3滴加えるのもおすすめです。

<手順>
1.重曹を水にしっかり混ぜ溶かし、重曹スプレーを作る
2.カーペットに吹きかけ、ぞうきんで拭き取る
3.乾いたぞうきんで水気を拭き、しっかり乾燥させる

カーペットの消臭には“丸洗い”が効果的!
カーペットの表面は掃除・消臭対策がしやすいですが、裏側や繊維の奥は拭き掃除だとなかなかケアが難しいもの。もしお使いのカーペットが洗えるタイプであれば、丸洗いすることをおすすめします。

カーペットが洗濯機で洗えるタイプであれば、畳んでくるくると丸め、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
手洗い推奨のカーペットは、湯船にぬるま湯を張り、洗剤を溶かしてカーペットを沈め、踏み洗いをします。
水を切るときは湯船にかけて少し置いておくと脱水ができますよ。

どちらの方法も風通しの良い場所で干してしっかりと乾かすのがポイントです。
水洗いすることで繊維の奥に染み込んだニオイや汚れがすっきり落ち、手触りもよくなります。

カーペットのニオイ対策には、クリーニングに出すのもおすすめ
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近年販売されている小型カーペットや布製のラグなどの中には、自宅でケアできるものも多くみられます。
しかし、大型のカーペットや洗えない素材でできているカーペットの場合は、自宅ケアをするにも限界があります。
また、長年使用しているカーペットは、汚れと一緒にニオイが染みついていることも多いもの。

自分では手に負えないと思ったら、クリーニングのプロに依頼して洗ってもらうのも良い方法です。
自分では落とせない汚れもしっかり落としてもらえるうえ、プロの手によるケアで、カーペットの手触りも良くなりますよ。

宅配クリーニングのサービスなら集荷サービスがありますので、重いカーペットをお店まで運ぶ必要もありません。カーペットのニオイや汚れ、黒ずみが気になる方は、クリーニングサービスの利用も検討してみましょう。

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