カーペットのケアで役立つ! 掃除機以外におすすめのアイテムとは


 

カーペットのケアで役立つ! 掃除機以外におすすめのアイテムとは

カーペット掃除には掃除機を使うのが一般的ですが、カーペットの毛足の根元部分に入り込んだゴミやこびりついた汚れなどは、掃除機でも吸い取れない場合が多いものです。そこで今回は、カーペットのケアで役立つアイテムを汚れの種類別にご紹介します。

カーペットをケアするには、掃除機以外のアイテムも必要?

カーペット掃除といえば、掃除機でのケアが定番です。
しかし毛足の長いカーペットの場合、表面のゴミは吸い取れても、奥の方まではなかなか取りきれないことが多いもの。
また、食べ物や飲み物をこぼした跡や落書き跡など、知らないうちにこびりついてしまった汚れを落とすには、汚れに応じた掃除アイテムを使うことが大切です。

カーペットケアに使える! 便利なアイテムと使い方

カーペットのケアをする際は、目的に応じてアイテムを用意することが大切です。
また同時に、雑巾数枚・タオル・水なども用意しましょう。
カーペットのゴミ・汚れには、大きく分けて以下の3種類があります。

1.髪の毛やペットの毛には「シャンプーブラシ」「ゴム手袋」
髪の毛やペットの毛はホコリと一緒にカーペットの繊維に絡まりやすく、毛足の奥に入り込んでしまうと掃除機で吸い込みにくいものです。
絡まったゴミを取り除くには、シャンプーブラシとゴム手袋を使って掃除をしましょう。

■掃除手順
1.シャンプーブラシでカーペットの毛並みに逆らうようにブラッシングをして、髪の毛などのゴミを浮かせる
2.ゴム手袋を手にはめ、カーペットをこするとゴム手袋にゴミやホコリがついてくる

2.食べ物・飲み物の汚れには「重曹」「中性洗剤」
食べ物や飲み物の汚れをきれいにするには、重曹・中性洗剤などを使うと効果的です。
作業を始めるときはカーペットの下に新聞紙やタオルなどを敷くと、下の床材を傷めずに掃除することができます。

■掃除手順
1.重曹(もしくは中性洗剤)を水で薄めたものを、汚れている部分にしみ込ませる。
2.雑巾でポンポンと叩き拭きして汚れが落ちてきたら、乾いた雑巾で押すようにして水気を取る
3.別の雑巾に水を含ませ固く絞り、叩き拭きをする
4.乾いた雑巾で押すようにして水気を吸い、乾いたら完了

新聞紙などを下に敷いている場合は作業が終わったら片付けましょう。
また、拭き取った範囲が広いときなど、水気が取りきれない場合はカーペットを干すか、サーキュレーターなどで半日~1日ほど風を当て、しっかり乾かしてくださいね。

3.油性マジックには「ベンジン」「中性洗剤」
油性マジックの汚れはベンジンと中性洗剤を使って落とすことができます。
ベンジンを使用する際は、火気のないところでおこなうようにしてください。
また、カーペットが色落ちすることがありますので、あらかじめ目立たないところで試してから使用しましょう。

■掃除手順
1.雑巾にベンジンを含ませたら、汚れている部分の外側から中心に向かってトントンと叩き拭きをする
2.中性洗剤を水で薄めたものを用意し、別の雑巾に含ませて叩き拭きをする
3.水で濡らした雑巾で洗剤を拭き取り、乾いた雑巾で押さえて水気を取り、乾かす

便利なアイテムを利用して、カーペットをきれいに掃除しよう!
便利なアイテムを利用して、カーペットをきれいに掃除しよう!

カーペットのゴミや汚れは、ダニやカビ・嫌なニオイが発生する原因になってしまいます。健康への影響を防ぐためにも、すみずみまで掃除するよう心掛けましょう。
今回ご紹介したアイテムは、どれも手軽に購入することができます。
「掃除機だけではなかなかきれいにならない」とお悩みの方は、さっそく試してみてくださいね。

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