ポイントを押さえよう! 夏掛け羽毛布団のお手入れ方法


 

ポイントを押さえよう! 夏掛け羽毛布団のお手入れ方法

夏でも冷房対策などで薄手の夏掛け羽毛布団を使っている方も多くいると思います。
羽毛布団は定期的にクリーニングに出すと良いとされていますが、なかなかできていないという方も多いのではないでしょうか? 羽毛布団を衛生的に保つためにも、ご家庭で洗えたら嬉しいですよね。
そこで今回は、夏掛け羽毛布団のご家庭でできるお手入れの方法や収納する際のコツなどをご紹介いたします。

夏掛け羽毛布団は家庭で洗える?

夏掛け羽毛布団は冬用の羽毛布団に比べると羽毛量が少ないため、ウォッシャブルタイプであればご家庭の洗濯機でも洗うことが可能です。
洗う前には必ず洗濯表示で水洗いOKかどうかを確認するようにしましょう。
洗濯表示以外の方法で洗濯した場合、何かトラブルが起きてもメーカーさんのフォローを受けることはできません。
水洗い不可の場合は、クリーニング店でドライクリーニングを依頼しましょう。
人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています。汗や汚れを取り除き衛生的に保つためにも、羽毛布団は定期的に洗うようにしてくださいね。

夏掛け羽毛布団の洗濯方法

羽毛布団を洗濯する際にはいくつか注意点があります。
トラブルが起きてからでは遅いので、しっかりと手順をチェックしてくださいね。

1. 洗濯前に……
羽毛布団はたとえ小さな穴でも、どこかに破損があると洗濯中に裂けてしまい羽毛が飛び出してしまうことがあります。
そのため、洗濯をする前にはしっかりと羽毛布団の状態を確認するようにしましょう。
そのときに汚れを見つけた場合は、汚れている箇所に洗剤を直接つけておくと汚れが落ちやすくなります。

2. 洗濯ネットに入れる
洗う際には生地への負荷を軽減するため、洗濯ネットを活用しましょう。
縦に蛇腹折りにして、端からクルクルと丸めて布団用の大型洗濯ネットへと入れます。

3. 洗濯する
布団の中の空気を抜いて、水にしっかりと沈めます。
洗剤は弱アルカリ性の粉末洗剤ではなく、デリケート衣類用の中性洗剤を使うようにしてください。

4. 乾燥させる
羽毛布団は乾燥の工程が一番重要になります。
洗濯後の羽毛布団は、羽毛が濡れて絡み合い潰れた状態になっています。
そのためしっかりと乾燥させ、ボリュームを元どおりにしてあげなければなりません。
まずは、物干し竿にかけて日陰で自然乾燥させます。
このとき、偏った羽毛をほぐすようにパンパンと叩いてください。干す時間帯は湿気の少ない10時〜15時がベストです。
十分に乾燥させたら、仕上げに乾燥機を使うとさらに羽毛がふかふかに膨らんでくれます。

夏掛け羽毛布団を収納するコツ
夏掛け羽毛布団を収納するコツ

夏掛け羽毛布団をきれいに洗って来シーズンまで保管する際の収納のコツをご紹介します。
膨らむ羽毛布団を収納するときはついつい圧縮袋を使ってしまいがちですが、じつは圧縮袋を使わないほうが羽毛布団にかかる負担を減らすことができます。
圧縮して長期間収納すると、羽毛が傷んでしまったり、圧縮された力によって羽毛が生地を突き破ってしまったりします。通気性の良い不織布の布団袋がおすすめです。
また、収納する際には一緒に除湿剤を入れておくと良いでしょう。

薄手の夏掛け羽毛布団はご家庭でも洗える場合があります。
その際には今回ご紹介したお手入れ方法を参考に、衛生的で気持ちの良い羽毛布団をキープしましょう!

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