正しくお手入れしよう! 秋冬に着たい「コーデュロイ」のシミ抜き方法


 

column1105_01

秋冬のファッションアイテムとして人気の高いコーデュロイの洋服は、生地が厚く縦にうねりが入っているのが特徴的です。温かくおしゃれなコーデュロイは寒い時期のコーディネートに大活躍してくれますが、どうやって洗濯すべきかと悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、コーデュロイの洋服が汚れたときのシミ抜き方法についてご紹介していきます。

 

コーデュロイとは? 洗濯はできる?
コーデュロイは、縦に縞が入るような形で毛並みを起こした生地のことで、コール天とも呼ばれます。コットンやウールを原料として作ったパイル織物の生地で、上向きの逆毛でうねりをつけて作られているのが特徴的です。
ほとんどのコーデュロイは自宅の洗濯機で洗うことができます。ただし、中には洗濯機不可のものもあるので、必ず洗濯表示をチェックしておきましょう。また、水洗いOKであっても、ネットに入れて丁寧に洗うのが無難です。
コーデュロイが汚れたときのシミ抜き方法
コーデュロイにシミ汚れができてしまったときにはどのように落としていくべきなのでしょうか?ここからは、コーデュロイのシミ抜きテクニックをチェックしてみましょう。

コーデュロイの汗ジミを落とすには

コーデュロイは毛足を立てて仕上げられている生地なので、こすり洗いはNGです。汗ジミなどの汚れであれば、布地を濡らしたあとに中性洗剤をつけて、優しくポンポンと叩くようにして汚れを落としていきましょう。

食べこぼしや飲み物のシミを落とすには

食べ物や飲み物をうっかりこぼしてシミができてしまうこともあります。こういった汚れは時間が経つと繊維に染み込んで落ちにくくなるので、早めに対処しておきたいものです。
毛先の柔らかい歯ブラシや綿棒などに中性洗剤をつけて叩き洗いし、シミ汚れを落としていきましょう。

ガンコなシミを落とすには

なかなか落とせないガンコなシミがある場合には、重曹を使ってお手入れしていきましょう。
重曹と液体洗濯用洗剤を1:1の割合で混ぜてペーストを作り、シミ部分につけて優しくもみ洗いします。そのあと、重曹を溶かしたぬるま湯につけ置きしてから洗濯をしてみてください。

コーデュロイのシミ抜きをするときの注意点
コーデュロイの汚れを落とそうとこすり洗いをすると、毛足がぺたんとつぶれてコーデュロイならではの光沢がなくなってしまうことがあります。また、一点をゴシゴシ洗いすることでコーデュロイの色落ちが発生してしまうリスクも考えられるので気をつけましょう。

column1105_02

スニーカーの泥汚れを放置していると、繊維の奥に泥が染み込んで取れにくくなります。さらには、スニーカーにカビが生えたり、シミが残ったりして劣化につながる恐れもあるのです。

コーデュロイについてしまった汚れは、中性洗剤や重曹を使ったシミ抜きで落とすことができます。ただし、コーデュロイはお手入れ方法を間違えると傷んでしまうこともあるので気をつけましょう。汚れがうまく落とせないと感じたときには、クリーニングに出すのがおすすめです。

詳しくはこちらから