マフラーについたファンデーションは自宅で落とせる?!


 

マフラーについたファンデーションは自宅で落とせる?!

寒さが厳しくなってくると手放せないマフラーですが、知らず知らずのうちにファンデーションのシミがついていることがあります。マフラーが汚れていると不潔な印象を与えてしまうので、汚れた状態では使いたくないですよね。
特に、淡い色のマフラーは顔色が明るく見えおしゃれ度も上がるので出番が多くなりがちですが、ファンデーションの汚れも目立つので要注意です。
マフラーは上質の素材で作られていることも多いので、自宅で洗うのをためらいがちですが、ファンデーションの汚れが着いたまま放置すると、ますます汚れが取れにくくなってしまいます。

そこで、マフラーについたファンデーションの汚れの正しい落とし方について解説するとともに、クリーニングに出すかどうかの判断の仕方についても紹介します。

マフラーについたファンデーションのシミの特徴

ファンデーションは顔料と油でできているので水に強い性質があり、水拭きや軽いこすり洗い程度では落としにくいのが特徴です。また、ファンデーションはとても細かい微粒子でできているので、繊維の奥まで入り込んでしまう特性があります。
一方、マフラーは繊細な素材で作られていることが多く、素材の風合いをキープすることがマフラーをきれに長持ちさせるためには大切だといえます。
そのため、マフラーについたファンデーションのシミを取る際には、しっかりと洗わないと取れない汚れを、いかにやさしく取り除けるかがポイントとなります。

マフラーのファンデーション汚れを落とすコツ

マフラーについたファンデーションの汚れを落とす際は、事前に前処理をしましょう。中性のおしゃれ着用洗剤を原液のまま汚れに直接つけ、軽くたたいで汚れに馴染ませます。ポイントは、生地を傷ませないように馴染ませるだけで、ゴシゴシとこすらないこと。汚れを広がらせないようにも注意します。

汚れが馴染んだら、汚れが外側になるようにマフラーをたたんで洗濯ネットに入れます。
洗面器にぬるま湯を入れて、分量に合ったおしゃれ着用洗剤を溶かします。そのなかにマフラーを洗濯ネットに入れたまま沈め、やさしく押し洗いをします。

汚れが落ちたら、マフラーをねじらないように水気をきってすすぎます。洗剤成分がなくなるまで2~3回すすぎ、最後に柔軟剤を入れたぬるま湯ですすぎ、洗濯機で1分間脱水をします。
干す際は日陰で干し、伸びやすい素材の場合は平干しで干しましょう。

自宅で洗えるか迷った場合は
自宅で洗えるか迷った場合は<

クリーニングに出すか自宅で洗うかは、まずは洗濯表示を確認しましょう。水洗い不可のマフラーはクリーニングに出すようにし、高価なマフラーで自宅では上手に洗えるか心配な場合もクリーニングに出すのが安心です。
クリーニングでは生地にやさしく縮みが起きにくい溶剤を使用して洗うため、きれいに仕上がります。また、ドライクリーニングは皮脂汚れを効率よく落とすことができるのです。

ファンデーションのシミがついた状態で放置すると、空気と反応して色も変化してきたり汚れ自体が落としにくくなったりします。気が付いたらすぐに汚れを落とすようにしましょう。

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