スニーカーの黄ばみを洗濯で落とす方法とは? 自宅でも可能?


 

スニーカーの黄ばみを洗濯で落とす方法とは? 自宅でも可能?

白いスニーカーは清潔感があり、どんな服装にも合わせやすいため人気がありますよね。しかし、履いているうちにいつのまにか黄ばんでくることが多いもの。
ここではスニーカーの黄ばみを落とす方法や、黄ばみ落としのポイント、注意点を解説します。
スニーカーを汚く見せる黄ばみを取り、買った当時のような白く美しい状態に戻しましょう!

白いスニーカーの黄ばみは洗濯で落とせる?

真っ白なスニーカーは他の色に比べて黄ばみやすいもの。特にキャンバス地のスニーカーは、黄ばみが目立ちやすいですよね。実はスニーカーの黄ばみの原因のうち、最も多いのが「洗って干したあとの黄ばみ」だといわれています。

スニーカー用洗剤(洗濯石鹸や洗剤)の多くは、アルカリ性の洗剤です。洗濯後によくすすいだつもりでも、スニーカー生地に洗剤が残っていることがあります。
生地に残った洗剤と紫外線と化学反応を起こすと、スニーカーが黄色く変色してしまうのです。

このような黄ばみの場合、生地に洗剤が残らないようにすすぐとともに、クエン酸やお酢などの「酸性の物質」で中和すれば黄ばみを落とすことができます。

スニーカーの黄ばみを落とすときのポイント&注意点

スニーカーの黄ばみを落とす際には中性洗剤で洗い、クエン酸やお酢で“洗剤残り”を中和するのがポイントです。具体的な手順をご紹介します。

用意するもの

・タライなどの容器
・中性洗剤(おしゃれ着用洗剤など)
・靴洗い用のブラシ
・クエン酸、もしくはお酢
・ぬるま湯

黄ばみ落としの手順

①容器に張ったぬるま湯にスニーカーを入れ、15分浸けておく
②スニーカーが汚れている場合は、中性洗剤とブラシで汚れを落としてすすぐ
➂新しく張ったぬるま湯に、クエン酸(大さじ2杯ぐらい)もしくはお酢200ccを入れる
④酸性の浸け置き液にスニーカーを入れて2~3時間ほど置いておく
⑤ニオイがとれるまでよくすすいだら、風通しの良い日陰で干す

洗剤残りが原因の黄ばみであれば、この方法でキレイになりますよ。ぜひ試してみて下さいね。

黄ばみ落としの際の注意点

黄ばみを取る際の浸け置き時間が長すぎると、スニーカーに酸っぱいニオイが残りやすくなります。また、汚れが生地に再び戻ってしまうこともあるため、つけ置きのし過ぎはNGと覚えておきましょう。
また、もし白以外(特に柄物や濃色)のスニーカーの黄ばみ取りをする場合は、目立たない場所で色落ちテストをすることをおすすめします。水に酸素系漂白剤と中性洗剤を混ぜたらタオルなどで叩いてみて、色落ちするようなら水洗いを避けたほうがいいでしょう。

黄ばみを取って、白く美しいスニーカーを蘇らせよう
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洗剤のすすぎ残しによるスニーカーの黄ばみは、今回ご紹介した方法で落とすことができます。しかし、中にはなかなか取れない黄ばみ(ゴムの変色、接着剤が溶け出しや黄ばみなど)や、合皮・レザーなどの丸洗いができない素材のスニーカーなど、自分では対処が難しい場合もあります。

このようなスニーカーの黄ばみは、クリーニングのプロにお任せするのも1つの方法です。
スニーカー洗い専門コースのあるクリーニング店なら、スニーカー生地の負担を最小限に抑えながら白さを取り戻すことが可能です。
また、自分ではなかなか落とせない細かい部分の汚れも、すっきりキレイに落とすことができます。仕上がりにこだわる方にもおすすめですよ。

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