マニキュアを乾かしている時に、ついうっかり服に触れてしまった!という経験はありませんか?
洗濯しても落とせず「服を処分するしかないの…?」と困っている方も安心してください。
服についたマニキュアは、自宅でも落とすことが可能です!
この記事では、マニキュアの落とし方や注意点について詳しく解説していきます。
自分での対処が困難な場合の対処方法もお伝えしていきますよ。
マニキュア汚れを落としたい方は、ぜひ見てみてくださいね。
【この記事で分かること】
- 服についたマニキュアの落とし方
- 服についたマニキュアを落とす際の注意点
- 除光液がない時に使えるもの
- マニキュアを服につけないようにするために
- 頑固なマニキュアにおすすめの宅配クリーニング
服に付いたマニキュアを落とす前の色落ち確認
服についたマニキュアを落とすには、除光液を使っていきます。
マニキュア落としを始める前に、まずは服が色落ちを起こさないかを確認しましょう。
色落ち確認の手順
はじめに、汚れても良い布かタオルを用意します。
布やタオルに除光液を少し付け、服の目立たないところで軽く叩いてください。
このときに布に色が移らなければ色落ちの心配はないので、安心してシミ抜きを進めることができますよ。
色落ち確認の際の注意点
色落ち確認の際にはいくつか注意点があります。
まず、布・タオルはなるべく白の無地のものを選びましょう。
色・柄がないものなら色移りしたかどうかが分かりやすいですよ。
そして、除光液はつけすぎないように気をつけてください。
少量でも効果があるので、はじめはほんの少しだけつけて足りなかったら足していくのがおすすめです。
また、色落ちしているのに強引にシミ抜きをすると取り返しのつかないことになる場合も…。
大切な服を守るためにも色落ち確認は必ず行い、もし色落ちが見られた場合は自宅でのシミ抜きは中止してください。
服についたマニキュアの落とし方
マニキュアが服についたらなるべく早めに対処することが肝心です。
色落ち確認ができたら、早速服についたマニキュアを落としていきましょう!
用意するもの
服についたマニキュアを落とすときには、以下の道具を用意してください。
- 除光液
- 歯ブラシ
- タオル
- 綿棒(必要があれば)
除光液を歯ブラシにつけてシミ落としをしていきます。
マニキュアが着いた箇所が小さくて歯ブラシでやりにくい場合は、綿棒を用意してくださいね。
服についたマニキュアを落とす手順
マニキュアは以下の手順で落としていきます。
【手順】
- タオルをシミの裏に敷く
- 少量の除光液を歯ブラシに付ける
- マニキュア部分を軽く叩く
- 除光液が馴染んだら水ですすぐ
- 通常通り洗濯
マニキュアが薄くなるまで、②~④を繰り返してください。
そして、歯ブラシを使う際にゴシゴシこするのは厳禁です。
マニキュアが繊維の奥に入り込んで取りにくくなったり、服が傷む可能性があります。
マニキュアを落とす際は歯ブラシでトントンと優しく叩くと、マニキュアが浮かび上がって洗濯で落としやすくなりますよ。
服についたマニキュアを落とす際の注意点
マニキュアが服についてしまったときの注意点をまとめました。
- マニキュアが付いたら、時間をおかずにすぐ処置する
- 除光液を使用すると生地が傷んだり色落ちする可能性がある
マニキュアが付いたら、時間をおかずにすぐ処置する
1つ目の注意点は、マニキュアが付いたらすぐに対処することです。
マニキュアは乾くと固くなり、時間が経つに連れどんどん落としにくくなります。
頑固なシミになってしまうと自宅では落とせないので、早めに取り除くようにしましょう。
除光液を使用すると生地が傷んだり色落ちする可能性がある
次に注意すべきなのは、マニキュアを落とすために使う除光液です。
除光液はマニキュアを落とすのに効果的ですが、服が色落ちしたり生地を傷める可能性が高いです。
色の濃い服やデリケートな素材の服は、特に注意してください。
色落ちしてしまうと元に戻すのは難しいので、マニキュア落としは慎重に行ってください。
心配な場合は、クリーニング店にシミ抜きをお願いしましょう。
除光液を服に付けると繊維がとける?
実は、除光液が服の繊維を溶かしてしまうこともあります。
除光液に含まれる「アセトン」という成分が原因です。
「アセテート」や「トリアセテート」という半合成繊維が使われた服はアセトンの影響を強く受け、繊維が溶けて劣化しやすいので注意が必要です。
洗濯表示などを確認し、アセテートとトリアセテートが含まれている場合は、絶対に除光液を使わないでくださいね。
除光液がない時に使えるもの
除光液が家にない場合に、服についたマニキュアを落とせるアイテムをご紹介します。
- 消毒用のエタノール
- ベンジン
- セスキ炭酸+酸素系漂白剤+クエン酸
消毒用のエタノール
消毒用エタノールもマニキュア落としに有効です。
マニキュア落としのやり方は、除光液の時と同じです。
歯ブラシにつけて優しく叩き、最後に通常通り洗濯してください。
ベンジン
頑固なシミには、ベンジンという溶剤がおすすめ。
デリケート素材にも使えるので、ウールやカシミヤなどの服についてしまった場合には試してみてください。
【ベンジンでのマニキュア落とし】
- 窓を開け、風通しの良い場所で作業を行う
- マニキュア汚れの下にタオルを敷く
- ベンジンをタオルか歯ブラシに少量つける
- マニキュア部分を優しく叩く
- 汚れが落ちたら乾くまで干す
- 必ず換気をしながら行う
- 火の近くでは作業しない
- 手袋をはめて作業する
ベンジンは揮発性があるので仕上げの水洗いは不要ですが、取り扱いには注意が必要です。
作業を始める前には窓を開けたり換気扇をつけたりして風通しを良くし、近くで火を使っていないかよく確認してください。
セスキ炭酸+酸素系漂白剤+クエン酸
セスキ炭酸・酸素系漂白剤・クエン酸を使ったシミ落としをご紹介します。
マニキュアはある程度落ちたもの、服に色が残ってしまった場合のシミ抜きに有効ですよ。
では、マニキュア落としの手順を見てみましょう。
【セスキ炭酸などを使ったマニキュア落とし】
- セスキ炭酸をかける
- 液体の酸素系漂白剤を上にかける
- 熱湯をシミ部分にかけ、10分置く
- クエン酸を水で溶かし、シミ部分にかける
- 通常通り洗濯する
アルカリ性のセスキ炭酸ソーダと、弱酸性の漂白剤を合わせることで中和反応を起こし、シミを落とすことができます。
ただしこの2つだけでは服にアルカリ性が残り、繊維が傷む可能性があります。
さらに中和するためにクエン酸を合わせることで、衣類への刺激を軽減することができますよ。
熱湯を使用するため、熱に耐性がある衣類かを確認してから作業してくださいね。
マニキュアを服につけないようにするために
マニキュアが服につかないようにすれば、シミ落としをする必要もありませんよね。
ここでは、マニキュアを服につけないための予防方法をご紹介します!
- マニキュアの容器をこまめにしめる
- 汚れても大丈夫な服を着る
- 乾いていないマニキュアの保護グッズを使う
マニキュアの容器をこまめにしめる
マニキュアを塗る際には、マニキュアの容器をこまめにしめましょう。
容器が開いたままになっていると、うっかり倒してしまう可能性があります。
毎回閉めるのは面倒ですが、服についたマニキュア落としをする手間と比べれば、閉めるほうが遥かに楽ですよ。
汚れても大丈夫な服を着る
マニキュアを塗るときは、汚れても大丈夫な服を着ることをおすすめします。
新しい服やお気に入りの服は避け、マニキュアがついても心配ない服を選びましょう。
乾いていないマニキュアの保護グッズを使う
服にマニキュアがつく理由として一番多いのが、乾かしている時に服に触れてしまうこと。
そのため、乾いていないマニキュアを保護するグッズを使うことも有効です。
指先の保護グッズは100均で手軽に手に入るので、ぜひ使ってみてくださいね。
マニキュアが落ちないときは宅配クリーニング!
自宅でマニキュア汚れを落とせなかった場合は、プロに落としてもらいましょう。
特に宅配クリーニングなら、玄関先で荷物を渡すだけでいいのでおすすめです。
シミ抜きが無料だったり、国家資格を持ったプロによる特殊シミ抜きがあるのも魅力です。
最後に、マニキュアの汚れ落としにおすすめの宅配クリーニングをご紹介します!
- リネット
- リナビス
- クリコム
リネット
リネットは、服1枚から自宅集荷が可能な宅配クリーニングです。
全品シミ抜きが無料なので、マニキュア汚れがついた服もしっかり綺麗になりますよ。
「再仕上げ」「返金保証」「事故時の補償」の3つ手厚い保証がついており、宅配が初めての方でも安心して利用することができます。
地域によってはお急ぎ便や早朝・深夜の集荷もでき、利便性の高さも魅力です。
リナビス
最低料金 | 7,524円(税込)/3点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | 最大12ヶ月 |
送料 | 無料 |
パック・単品 | パックのみ |
再仕上げサービス | 到着後1週間以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換・後払い決済(NP後払い) |
\最大12か月無料保管!/
リナビス公式サイトはコチラ
リナビスは、洗濯物をまとめて出すとお得になるパック料金制を採用しています。
注文枚数が増えるごとに1枚あたりの料金が安くなるので、一度にたくさんの洗濯物を出したい方におすすめです。
また、「6つのおせっかい」で送料・シミ抜き・12ヶ月保管・ボタン付け・毛玉&毛取り・再仕上げが全て無料になるというサービスも行っています。
マニキュアや汚れが付いた服がたくさんあっても、追加料金無く全て綺麗にしてくれるのが魅力です。
クリコム
最低料金 | 330円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
\4,400円以上利用で送料無料!/
クリコム公式サイトはコチラ
単体料金制で、服1枚から受付が可能なクリコム。
コンビニ発送が可能なため、忙しい方でも気軽に利用することができます。
さらにクリコムは、国家資格保持者によるシミ抜きが魅力のクリーニング店ですよ。
シミ除去率は98.1%を誇り、頑固なマニキュア汚れがあってもしっかり綺麗にしてくれるのでおすすめです!
服についたマニキュアの落とし方を知っておこう!
服についたマニキュアは、自宅でも落とすことが可能です。
除光液や消毒用のエタノールを使ってマニキュアを落としましょう!
また、マニキュアがついたことに気がついたらなるべく早く対処してくださいね。
頑固なマニキュア汚れは、宅配クリーニングにお任せしましょう。
プロに任せることで服を劣化を最小限にマニキュアを落とせるので、大切な服の場合は特におすすめですよ。